高校受験について

2022年度、徳島県公立高校入試の数学の難しさ!?

 

じゅくちょー
じゅくちょー

徳島県の2022年度公立高校入試、

数学の平均点がすごく悪いとのことです。

まだ正式なデータは入ってきていませんが、

生徒たちが苦しんだ問題はどのようなものだったのでしょうか?

今日のお品書き

『2022年度、徳島県公立高校入試の数学の難しさ!?

  • 大学入試共通テストまで、あと204
  • 中学校別:基礎学平均点情報ページは、コチラ

 

そもそも、難しいと言えるのだろうか!?

 

実際に、じゅくちょーも解いてみました。

全員が全員、数学が常に90点以上の生徒も

自己採点で70点台に下がった問題です。

気合を入れて分析をしながらスタート。

 

「あれ?これって難しいのか?」

じゅくちょーの率直な感想はこうでした。

読めば分かる問題ばかりが並んでおり、

従来型の難易度の高い二次関数や図形の証明なども

通常運転レベルの問題だったのです。

生徒たちはどこが難しいと感じたのでしょうか?

 

新学力時代の知識の活用問題とは!?

 

先ほども書いたように、

「読めば普通に分かる問題」

なのです。

数学が苦手な清水先生に解いてもらっても

普通に解いてくれました。

 

決して難しくはない。

しかし、「読んで理解する必要がある」のです。

すなわち、生徒たちは問題を

「読んでいない」のです。

「いつもと、ちょっと違うな〜。

読むのめんどくさいな〜。

さっと解ける問題から解いておこうかな〜。」

という思考が働いてしまい、

書かれている情報を精査しまとめることもせず

パッと解ける問題に飛びつき、

その問題が解ければ次の問題も解けると

勘違いしていたのだと予想します。

 

問題の解釈もせず解こうとする無謀さ!?

 

国語の読解の指導をする際にも感じることなのですが、

設問の意図を理解することなく

問題を解こうとする無謀さを毎日のように感じています。

トップ高の高校生ですらこうなのです。

 

国語でこうなのですから、

他教科でも問題の意図を解釈することは

習慣的に行っているあろうはずもありません。

「ふむふむ、

一見複雑そうだから一つ一つ作図しながら

情報を整理しておこう。」

「おや?

図にしてみると、書かれていない情報が見えてきたな。

なるほど、この情報を使えば解けるな。」

この過程が、どの教科にも必要になったのです!

 

一見して遠回りでも、やるべきことをしっかりと!?

 

現代の学生たちは、情報に溢れすぎることで

社会学的には「情報をスルーする力」

高くなっていることが問題になっています。

確かにそれは感じる部分です。

ですが、それは普段の生活では重要かもしれませんが

学ぶ上ではデメリットでしかありません。

 

スルーする力が高いあまり、

楽して時短で学力を上げる方法や効率のよい方法、

暗記という安易な方法で済ます選択をしています。

そんなことで、学力があがろうはずもないではないですか!?

 

問題の純粋な難しさではなく、

情報を限りなく少なく済まそうとする

「短絡的な思考」

こそが、今後の学力向上の課題になりそうですね。。。

(これは何も子どもだけに当てはまることではありませんね!)

ちゃん♪ちゃん♫

 

たろー
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