『つばさ』には、地図好きの生徒がいます。
その生徒は、世界各国の世界地図を
見てみたいと言っていました。
世界地図、
世界で同じものを使っていると
思っていませんでしたか?
日本は世界の中心ではない!?
案外驚くことなのですが、
日本で売られている地図は
日本が中心になるように
作成されている事実を
知らない生徒が多いのですね。
少し今日は、
世界の地図事情をご紹介しながら
物事の捉え方について
お伝えしてみようと思います。
まずはアメリカとヨーロッパ!?
ベタなところからまいりましょう。
はじめは、アメリカでの世界地図です。
さて、この地図から何が見えますか?
アメリカでの世界観というレンズを通して
どんなことが伝わってきましたか?
じゅくちょーは、イギリスの
地政学上の意味合いが
この地図から伝わってくるように
感じられましたね。
続いては、ヨーロッパ中心の世界地図です。
極東の国と日本が呼ばれていたことが
よく伝わってきます。
海路開拓が重要な意味を持っていたのでしょう。
覇権争いがヨーロッパで盛んだったことも
そこで生まれた人間にしかわからないことも
何かしらあるのであろうことも
考えてしまいますね。
ロシアや中国中心の世界観は!?
何かと話題のロシア中心の世界地図です。
モスクワが中央に来るように作成されているようですね。
どこを中心と置くかでロシア国内でも
世界地図のパターンがあるように思います。
次は少し趣向を変えて、
中国や朝鮮半島から見た日本という国の地図を。
いかに日本が中国や朝鮮半島から
海洋に出ていく際に邪魔であるか(笑)
EEZ(排他的経済水域)であったとしても
通過したくなる気持ちも
分からなくはない。。。かも?
南半球ではどうか!?
さてお次は、オーストラリア。
みごとにさかさです(笑)
なんだか、海が広く感じるのが不思議です。
ラストは、南アフリカの世界地図。
パッと見では、
「ん?これは知ってる地図なのか?」
と感じてしまうほど見え方が異なります。
とてもおもしろいですね。
一人の地図好きの5年生の塾生が
じゅくちょーに教えてくれたこと。
立場が変われば見え方は変わる。
これは気持ち的な面だけではなく、
どこに生まれたかという
地理的・物理的な要素からも
見方や考え方が異なってくる
非常に有益なことでした。
問題に行き詰まったときに、
ときには見方をひっくり返してみることで
打開策が生まれるかも知れませんね〜。
ちゃん♪ちゃん♫
学校