『見えない読解体力とは!?』
大学入試共通テストまで、あと287日!
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文章読解が苦手な生徒の多くは、
そもそも日本語であれ英語であれ
「長文に不慣れ」
であることが挙げられます。
いや、むしろ「苦手」を通り越して
「長文アレルギー」や「生理的拒絶」
にまで達してしまっている生徒もいることでしょう。
この症状にまで達してしまっていると、
『文章全体の中から解答の根拠を探す』
という、国語読解の最も重要な根幹が
揺らいでしまうことになります。
いくら読解テクニックや解法を指導しても
「傍線部の前後だけ探す」
という、ミスをするための解き方を選んでしまい、
指導するだけ時間の無駄になる結果に。。。
では、長文に慣れ、視野に文章のみが広がることに
アレルギーを起こさないようになるためには
どのようなことをしていくことが重要なのでしょうか?
この実現のためには、予想に難しくないかも知れませんが
『読書』が最も効果的であると言えます!
読解力を向上させるために、
「よく分からないから、とりあえず本を読んでおきなさい」
という家庭内の指導をしている方もおられるかも知れませんね。
ですが、単純に読書だけでは読解力は伸びません。
ヘタすれば、自分本位の解釈をすることが習慣化し、
「本文の中だけから分かることで解答を選ぶこと」
が本質である国語読解の弊害にもなってしまうのです。
長文がへっちゃらとなり、
長い文章でも積極的に細かな部分まで目を通し
解答を探し出すための『読解体力』を養うためには、
読書といっても小難しいものばかりを読む必要はありません。
むしろ、自分の好きなことや興味のあることに関する書籍を
読むことのほうが効果的であるとも言えます。
場合によっては、ゲームの攻略本でもいいかも知れません。
「文章の中に自分の求める情報がある」
という経験を読書を通して蓄えることが
読解体力を育むキーポイントになるからです。
図鑑キッズたちが中学受験において、
好成績を上げているのもうなづけますね。
文章だけでなく、視覚的なものと言語的な知識が
結びつき繋がっているからでしょう。
読解力を高めるための下準備として、
自分の好きなことや興味関心ごとを
まずご家庭で発掘しておいてあげることが
肝心かなめのステップなのかも知れません。
無理やり強制的に「本を読め!」では、
伸びるものも伸びないないのは、言わずもがな。
『つばさ』の今後の展望としての<教養読書クラブ(仮)>も
読解体力をつけることが目的だったりしますから。
ただ読むだけのインプットではなく、
作文指導などのアウトプットを通して
目的意識のある読書を目指して
<教養読書クラブ(仮)>をスタートしていきたいですね〜。
ちゃん♪ちゃん♫
学校