『全国公立高校入試、難化傾向あり!?』
毎日、毎夜、全国の個人塾塾長さんがたと
情報交換をし続けています。
ちょっと放っておくと、
未通知が数百件になるほどの情報交換が
されているLINEグループに在籍させてもらっています。
とんでもない実績を出し続けている塾長さん方は、
とにかく情報感度がとてつもなく高いのが特徴です。
自塾の教務方針も結果が出ていたとしても、
新しい入試方式や設問に対して対応していくように
改善を日々なさっています。
情報発信もとんでもなく、
じゅくちょーも毎日1投稿を3年間継続していますが
毎日10記事投稿などの怪物塾長さんもおられます(笑)
そんな中、神奈川や埼玉、千葉、都立などでは
公立高校入試が先週あたりから順次終了していっています。
その問題分析などを伺うと、
とんでもなく難化傾向にある県もあるとのこと。
特に驚いたのは、埼玉県の学校選択問題の数学です。
その塾で、数学で90点以下を取ったことのないような生徒ですら
70点台に落ち込むような難易度だったようで、
共通テストの数1A,2Bもそうですし、
東大の数学も非常に難しくなっていたことを考えると
全国的に数学が難化する可能性も備えておく必要はありそうです。
もともと、徳島県の数学は平均50点を超えることは
ここ6年間ではないことを考えると難しい方です。
上位校の生徒であっても、80点を超える戦いが
一種の目安になっています。
これが70点台が普通という状態になれば、
数学で点数を安定さえている生徒にとっては
合否に関わることになってしまいかねません。
現に、県立浦和高校のボーダー予測も
かなり低い点数が出されていました。
全国の数学専門塾の塾長さんに話を伺うと
「小さい頃から、面倒くさがらずに
条件図示や作図を丁寧にしている子ほど
後々になって数学、特に図形に強くなる。
出題された図形の問題を、
実際にコンパスを使って作図してみるだけでも
学びは多く得られる。
幼児教育で点描写の有効性は分かっているのに
図形を実際に作図しないことは意味が分からない。」
とのこと。
結局のところ、
テキストや課題を「仕上げることが目標」の学習によって
「つくられた数学苦手」
が量産されてしまったのかも知れません。
やり方や考え方を身につけること。
問題の文章を読み、文を図示して変換すること。
概念の本質的な理解をすること。
知識を構造的な背景を考えて学ぶこと。
学問の時代は、うねりを上げて変わっていっていますね。
脱・工業化時代の人材教育とも言えるかも知れません。
言われたことを、正確に実行できる人間ではなく、
問題や課題を自ら見つけ出し、解決できるような
思考型の人間が社会から必要とされている証左でしょうかね〜。
ちゃん♪ちゃん♫
学校