子育て

同じミスを繰り返してしまう子の共通点とは!?

 

じゅくちょー
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今日のお品書き

『同じミスを繰り返してしまう子の共通点とは!?

 

大学二次試験まで、あと32日

公立高校入試まで、あと45

中学校別:基礎学平均点情報ページは、コチラ

(2021年度、第三回基礎学平均情報、全中学でそろいました!情報提供、ありがとうございました!

 

どうしても「同じミスを繰り返してしまう」タイプの生徒がいます。

これはなぜ起こってしまうのでしょうか?

それは、「ミスをする習慣が染み込んでしまっているから」と言えるでしょう。

ではなぜ、「ミスをする習慣」が強化されて染み込んでいるのでしょうか?

それを考えてみたいと思います。

 

「How」を聞かれて育ってきたか!?

 

子どもたちの発達に暗い影を落とす言葉があります。

それは、「命令・指示・確認」です。

これは「何をしたか」しか注目しない言葉です。

 

この「何をしたか」にしか注目されずに子どもたちが育つと、

「問題を解くこと」という行動だけを見事に遂行するようになります。

中身ではなく、結果しか問われないわけです。

形だけでも終わらせていれば、相手に叱られないわけです。

これが長年強化されて育ったならば、

「意味」「考え方」「解き方」「概念」を意識することなく

「解くことが目的化された学習習慣」の完成となります。

 

よって、「どのように」という思考習慣が育まれておらず、

正しい学習方法を伝えられたとしても、

そもそも「どのように」という「質」の部分に対して

考えることやアプローチすることをしたことがないために

何度理想的な学習方法として「How」を伝えたとしても

注意を向けられないのです。

 

じぁ、どうすればいいのか!?

 

「命令・指示・確認」の逆を日々の習慣をするといいでしょう。

具体的には「任命・指導・対話となります。

これは「甘やかし」「甘えさす」の関係と似ています。

 

「甘やかし」とは、「その子にできることも代わりにやってしまうこと」です

「甘えさす」とは、「その子がまだできないことを代わりにやること」です。

「命令・指示・確認」が多いご家庭では、

本人ができるようになることに対してのアプローチやサポートが

非常に少ないことが考えられます。

そして、「時短」という結果にしか注目しないことで

本人が仮にできることやできるようにならなければならないことも

代わりにやってしまうのです。

 

割合や比、単位当たり量などは

お勉強で学ぶよりもお菓子作りや料理を通して学ぶことの方が

明らかに概念形成もスムーズになります。

 

もちろん、作りっぱなしではなく

その料理の「過程」において学びのサポートや声かけは大切です。

できるようになる「過程」をすっ飛ばし、

「How」の価値観を育てずに大きくなれば

結果的には「自分のできることしかしない」指示待ち人間になることでしょう。

 

「近道」を選べば、得られる結果など知れている!?

 

「任命・指導・対話は、大変な「遠回り」となります。

ですが、この「遠回り」に一緒に付き合うという価値観こそが

子どもたちの思考習慣を健全に育てていくのです。

 

子どもたちの成長に合わせて、

できるようになっていく「指導」を通して、順序や論理を学ぶこと。

できるようになったことを、

子どもたちに役割として「任命」し、責任感を育てていくこと。

そしてこれらを「対話」を通して、自己決定させていくこと。

 

ものごとにはできるようになるには段階があることを学べば、

学習において「気をつけなければならないポイント」があることに

必然的に意識を向けることができるでしょう。

自分にできることを果たすという任命によって責任感が育っていることで

意識を向けるだけでなく、「行動目標」が具体的に達成できるでしょう。

 

そして最後に、「対話」を通して

言葉の裏側にある「意味や意図」を理解できるようになっていれば、

問題文に書かれている「一言」にまで

その「意味や意図」を読み取ることができるようになるでしょう。

 

結局のところ、これらの「遠回り」こそが

最大の「近道」であることが理解できている大人が、

子どもたちと一緒になって楽しんで「遠回り」をしてくことで

同じミスを繰り返さない習慣を持った子どもたちが育っていくのでしょうね。

 

大人こそいちばん大切だということですかね〜。

ちゃん♪ちゃん♫

 

 

たろー
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