子育て

効率的な褒め方とは?!

 

杏ちゃん
杏ちゃん
こんにちは!杏ちゃんです!

 

月曜日のあんちゃんの日は、

モンテッソーリ教育についてです!!

「モンテッソーリ教育」とは、

環境を提示することで子どもたちが自立していくように促す教育法です。

 

今週も、世の中のパパママが持つ

子育ての悩みから「モンテッソーリ教育」を

紐解いていこうと思います!!

 

前回は8位にランクインしていた

助けて!イヤイヤ期」についての

お悩みについて見ていきました。

 

今回もNHKの「すくすく子育て」という番組で

ランキング形式で紹介されている

お悩みを見ていきます(2019年放送)。

 

今回気になったのは、

5位にランクインしていた

「叱り方がわからない」というお悩み。

 

よく、子育てにおいて

『叱ることと、褒めることは大事』と言われますが、

実際に子どもに声をかける立場になると

どうすればいいのか曖昧な状態でスタートする方が

多いと思うのです。

 

実は「褒める」「叱る」の声のかけ方次第で、

親子の関係や子どもの育ち方に

大きな影響が見られます。

 

これは親子関係に限ることではなく、

先生から生徒へ、友達から友達へ

どんな声掛けをするかで

その人との関係性が変わってきます。

 

また一方で、日本人に多いとされる

「自己肯定感」の低い子どもは、

謙遜文化による「ほめ不足」が原因ではなく、

非効率なほめ方や叱り方」が原因かもしれない

と言われているそうです。

 

昔、私が学童でアルバイトをしていた際に、

子どもたちの勉強を見ていました。

 

その時、問題を比較的早く解くことができている子に

「すごいねー!!もう終わったんだね!!」と

褒める声掛けをしていました。

 

すると、それを見た別の子どもが

問題を考えて解くことなく、

とにかく解答欄を埋めて持ってきたのです。

 

きっと、早くできたことを

褒めて欲しかったのだと思うのですが、

本質的な話ではありません。

 

その時の学習は、

早く解き上げることがゴールではなく、

問題に対して思考をし、答えを出すことに

意味があったからです。

 

私は、ほめ方に効率・非効率という

概念があるとは知りませんでした。

 

しかし、この概念を知って

当時の私の褒め方は

非効率だったのではないかと感じました。

 

さらに、モンテッソーリ教育では

子ども一人ひとりを

生まれながらに能力をもち合わせた

パワフルな学習者であるだけでなく、

自立をした一個人としてみなします。

 

大人の子どもに対するイメージが、

子どもとの接し方だけでなく、

教育理念や大人の役割に大きな影響を与えます。

 

では、実際にどのように「褒める・叱る」を

意識して行えば良いのでしょうか?

 

今回は「褒め方」に注目して

調べてみました!!

 

その3つのポイントがこちらです。

●褒める時の3つのポイント

1.成果よりも、プロセスを褒める

2.もっと具体的に褒める

3.もっと質問する

 

1.成果よりも、プロセスを褒める

 

子どもを褒めるときに大切なのは、

能力や性格をたたえるのではなく、

取り組んでいる過程での努力や挑戦した姿勢、

やり方を工夫した点などに言及し、

励ましてあげることです。

 

たとえば、

子どもがテストで100点をとった場合。

 

「100点とれたなんて、本当に頭がいいね!」と

おおげさにほめる代わりに、

「100点をとれるまで努力してきたんだね!(努力)」

「いろいろなやりかたを試して、答えを導きだせたね!(やり方)」

というような声かけをしてあげましょう。

 

これによって子どもは、

もし次のテストで低い点数をとっても、

「自分に能力がないから、できなくてもしかたがない」と

あきらめるのではなく、

柔軟にいろいろな方法を試すことで

成功できるかもしれないと

がんばれるようになるのです。

 

ここで大切な点は、

子どもの努力した姿を見ていることです。

 

実際に見てくれているからこそ

言葉に説得力が生まれます。

 

もし、直接見ることのできない場合は、

子どもから話を聞くために

たくさん質問してみましょう!!

 

2.もっと具体的に褒める

 

おざなり褒めに足りないのは具体性です。

「すごいね」と言われても

具体的な理由なしには自分の優れているところ、

また努力が必要なところがわかりにくいものです。

 

私も、「すごいね」と言ってもらった時に、

自分に納得できない点があると

「そんなことないのに…どこがだろう…」と

素直に受け入れることができませんでした。

 

たとえば、上司に「よく書けた文章です」と言われるのと、

「各章のまとめが的確で、全体に一貫性があって、

非常に読みやすい文章だった」と言われるのでは、

どちらがスキル向上に役立つでしょうか。

 

このように、具体的なフィードバックをもらった場合のほうが、

次のパフォーマンスに向けての

モチベーションが自然と上がります。

 

これは、親子関係だけでなく

会社でも使うことのできる褒め方ですよね。

 

途中経過の努力や姿勢、

工夫などに言及しながら、

具体的にどんなところがよかったのかを

子どもに伝え、「すごい」の口ぐせから脱却してみましょう。

 

3.もっと質問する

 

大切なのは、出来事を通して

子ども自身がどう感じたか、

どう思ったかということであり、

親がどう思うかはそれほど重要ではありません。

 

褒める言葉を伝えるだけでなく、

子どもにどんどん質問しましょう。

 

質問するときは、「はい」か「いいえ」で答えられるような

広がりのない選択解答形式の質問は避けることが重要です。

 

私はこの選択解答形式の質問を

よくしてしまいます。

 

今後、なぜそう思ったのかという

子ども達自身の考えが中心になる

会話を心がけようと改めて感じました。

 

質問の中に、「もっとも」、「いちばん」という

言葉を付け加えるだけで、

漠然とした質問から、

具体的な質問に変化させることができます。

 

ここでも具体性が重要になります。

 

例えば、幼稚園や保育園での様子を知りたくて

「今日はどんな日だった?」と聞いても

「わからない」とか「知らない」と

子どもに回答された経験はありませんか。

 

私もよくお母さんに

「いろいろあった」と言ってました。笑

 

お母さんからすると、

「いろいろって何?!」となりますよね。笑

 

これは、子どもがたくさんある出来事から

情報を整理しきれないかららしいのです。

 

そんな時には、

「今日、お友だちと一緒にいて、

いちばん楽しいことはなんだった?

どうしてそう思うの?」というように

的を絞った質問をしてみましょう。

 

これなら、子供たちも答えやすくなりますね。

 

今回は、「褒め方」に注目してみましたが、

褒めるだけでも意識することがあって大変ですね、、、

 

ですが、上記の3ポイントは

ちょっとずつ日々の会話の中で

気をつけることができると思うので、

ぜひ試してみてください!!

 

身近な人から意識してみましょう!!

 

杏ちゃん
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今日はここまで!杏ちゃんでした!

たろー
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