今回は、先日行われた
2021年度の第一回基礎学力テストの「社会」について
分析してみました!!!
世界地理:大問1
大問1では、
世界地理の問題が中心に出されていました。
(1)(2)(4)(8)での
一問一答形式の問題では、
頻出の重要なキーワードが問われています。
よく問題で出されるキーワードなので、
今回答えられなかった問題は
必ず覚えておきましょう!!
また(5)では、世界地理お決まりの
時差や国間の移動に関わる問題も出されていました。
(7)では、2つの資料から読み取って
ある国の輸出品と貿易相手国についての変化を説明する
オーソドックスな問題です。
地理:大問2
大問2では、
(1)(2)は世界の人口について
(3)~(7)では日本全体の産業について
問われています。
(7)は、発電所ごとの特徴を掴んでいなければ
選択をし、説明できない問題となっています。
ここで驚いたことは、
(2)以外の設問が
全て資料を使って解く問題でした。
日本地理:大問3
大問3では、日本地理から
北海道地方について出題されています。
(2)のエコツーリズム関連の問題は、
昨年(令和2年度)の第2回基礎学力テスト社会にも
出題されていました。
観光資源と自然保護の共存は
今や世界中のテーマとなっています。
過去問を解いていた生徒さんには
ぜひ正解してほしい問題です!!
こちらの問題も
ほとんど資料の読み取りが主でした。
地理の総評
今回は、地理だけをピックアップしましたが、
難易度的には、例年通り簡単な印象です。
しかし、ただ知識を問うのではなく、
覚えているであろう知識を使って
資料を読み取る問題が多い印象でした。
資料には、答えとなるヒントや情報が隠れています。
さらに、図にはそれぞれ読み取るポイントも違います。
それを問題ごとに使い分けながら
答えていかなければなりません。
問題を見て、今の子どもたちには
状況処理能力・読解力が問われているのだと
改めて実感しました。
次回は、歴史を見ていこうと思います!
ひとまず、徳島の中3生の皆さん
お疲れ様でした!!!
テストの返却が楽しみです!!