『共感してくれない人に、話しなんかしない!?』
大学さ入試共通テストまで、あと175日!
公立高校入試まで、227日!
思春期あるあるですが、
子どもが大きくなっていくにつれて
親に対して何も語ってくれなくなる場面に出くわすでしょう。
実は、これには原因があります。
逆に言えば、この原因を回避しているご家庭では
人生のどう言った場面であっても
親と子の会話や対話が継続しています。
その原因となるものは、『共感』です。
子どもに対して声をかけるとき、
共感から入る親は子どもとの会話はずっと繋がっていきます。
ですが、声かけが共感ではない場合、
子どもは心を閉ざしていきます。
誰だってそうでしょう?
自分の気持ちを理解してくれない人に対して
自分のことを話したいとは思わないものなのです。
非共感の際たる言葉は、『ダメ出し』です。
「あんた勉強したん?」
「漢字くらい書けんとあかんでぇ!」
「また同じミスして!」
心当たりはありませんか?
これをひっくり返してみましょう。
「お前、子育てくらい頑張れよ。」
「家事くらい当たり前にこなせよ。」
「大人なんやけん、ミスするなよ。」
こんな言葉子どもから言われれば、
激おこを通り越して絶縁ものですよね!?
会話のスタートは、
「今日はどんなことがあったの?」
「どんな課題が出てるの?」
「あなたにとっては大変なものなの?」
という共感ワードから入ることが理想的です。
子どもからの言葉とひっくり返してみれば、
「今日も一日頑張ってくれたんだね、お疲れ様。」
「どんな大仕事をやってのけたの?」
「会社内で大変なことってどんなこと?」
と、こんな声かけを子どもからされれば
ちょっと元気が出ませんか?
子どもたちは一番の味方である親御さんに
共感してもらいたいのです。
子どもたちは、まだ子どもなのです。
朝早くから暑い中を歩きや自転車で通学し、
8時間は学校で過ごします。
遊んで過ごしているわけではありませんよね?
子どもたちにとっては大変なことを
毎日して過ごしているのです。
子どもによっては、1日の学校生活
人間関係、さまざまな学習でクタクタです。
そんな中、帰宅して早々に「ダメ出しワード」から
会話が始まればそりゃ嫌になってしまうことでしょう。
子どもたちの毎日の学習に寄り添う中で
具体的な本人の課題が見つかることもあるでしょう。
その課題に対して対応策を一緒に考えていく中で
解決策が見つかっていくのだと思うのです。
困難を一緒になって乗り越えていくからこそ
親子の絆がそこに生まれるのだと考えます。
さぁ、最近いつあなたは「共感ワード」で声をかけられましたか?
そして、いつ「共感ワード」で声をかけましたか?
もし、親子関係がギクシャクしてきたなぁと感じた場合は
「共感ワード」での会話のスタートをお勧めしますよ!