『合理的配慮、知っていますか!?』
大学入試共通テストまで、あと227日!
公立高校入試まで、280日!
平成28年4月1日から、
「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」、
別名「障害者差別解消法」が施行されました。
これにより、障害のある方への合理的配慮を求めるように
法整備が整いました。
障害のあるなしに関わらず、「共生社会」の実現を求めて
国も動き出したということになります。
全ての命は同じように大切であり、
かけがえのないものです。
一人一人の命の重さは、障害のあるなしによって
少しも変わるものであってはなりません。
このような当たり前の価値観を、改めて、
社会全体で共有していくことが何よりも大切です。
このような理想を掲げ、スタートした障害者差別解消法ですが
そもそもの「障害」に対する理解が広がっていないと感じるのは
じゅくちょーだけでしょうか?
ASDの傾向を持つ人は、近年では100人に1人程度いると報告があります。
ですが、当事者がどのようなことに困っているか、
どのようなことに援助や配慮が必要なのか、
まだ世の中に啓蒙が進んでいないのではないでしょうか?
では、合理的配慮とはどのような考えであるかを
図で表したものを見ていたくことにしましょう。
![](https://tokushima-tsubasa.com/ace-striker/wp-content/uploads/2021/06/合理的配慮.png)
このような考えのもと、
学習塾にできる合理的配慮とはどんなことが挙げられるでしょうか?
一律に何か「コレ」ということは難しいかもしれません。
ですが、生徒本人が「学びづらさ」を感じずに、
混乱することがなく、スムーズに学習に集中できる環境を
提供できれば嬉しいですよね。
一人一人、結局のところ特性が違うからこそ
その配慮は難しいことになるとは思います。
しかし、その配慮に試行錯誤と工夫が必要だからこそ
やり甲斐があるというものです。
その目の前の一人の生徒が、生きづらさを感じることなく
みんなと一緒に学習をしていくことができる環境であればあるほど
全体の生徒の利益になるはずだと考えます。
知恵を振り絞って、最適解を導き出していく所存です!