『見て読んで解くだけで、身につくと思ってない!?』
大学入試共通テストまで、あと255日!
公立高校入試まで、308日!
言うまでもなく、
頭と身体はつながっているわけでして。
あるプレイを、「見て習ってやってみる」だけで
試合にも使えるほどのレベルに達するはずはありません。
部活動などの修練が必要なことを継続している人には
当たり前のことかもしれませんが。
ですが、こと学習においては「見て読んで解く」だけで、
テストでも使えるものとなると勘違いしている人もいるのです。
そんなはずはありませんよね?
自分が本当に分かっているかどうか確かめることをせずに、
すなわち何度も確認のテストをしないで
本番に臨もうとしているのですから。
学習が苦手だ、と言う生徒の多くは
「自分が本当に解ける様になっているかの確かめ」
をすることが当たり前になっていないのです。
俗に「頭がいい子」や「地頭がいい子」とされている子の正体は
「当たり前のこと」を無意識でやっているに他なりません。
学んだことを人に説明できない状態。
これは「見て読んで解いただけ」の状態で、
習得できているとは言えません。
今まで学んだ知識との「違い」はどこか、
どんな知識を「重ね合わせて」解答へたどり着くのか、
知っている知識と出題されている言葉との「共通項」はどこか。
この様なことを「当たり前」のこととして
普段から無意識で考えて問題を解いたり、
授業中の話を聞いているわけですから、
言うまでもなく、一度聞く解くだけで、
理解度は非常に深まるというカラクリなのです。
その場の時間をやり過ごすかのように、
問題を解くことだけを目的にしてしまうと、
上記のようなことを一切考えずに作業をしていることになります。
自分が分かっているかどうかや説明できるかどうか、
実際のテストではどのように出題され、
どのような形で引っ掛けてくるかという思考もないまま
手を動かすという作業をしている状態です。
そりゃ、いくら時間をかけて学習したフリをしていても
結果はついてこないわけです。
本当に楽して「頭が良くなりたい」のならば、
「頭が良い子」が無意識で当たり前のようにしている
『思考習慣』を真似することだけでいいのです。
何も大変なことはしていません。
むしろ、楽しようとしていると言ってもいいでしょう。
ですが、明らかに時短で学習効果は爆上がりします。
さぁ、決めるのはキミですよ!