『定期テストのおすすめ学習法とは!?』
大学入試共通テストまで、あと256日!
公立高校入試まで、309日!
早い学校では、5月の中旬から中間テストが始まります。
高校の中間考査も同様ですね。
いつ学校が休校措置になってもおかしくない状況ですので、
学校行事に関しては粛々と進めていくのでしょう。
さて、定期テストは、範囲が決まっている試験となります。
その試験範囲のことに対してアプローチすることが求められますね。
では、どのようなアプローチが効果的な対策と言えるでしょうか?
『つばさ』は、定期テストに関しては過去問を使いません。
先生の作る問題をストックしておくことで、
全く同じ問題が出題されることもあるからです。
では、どのように進めていくことが望ましいでしょうか?
学校の先生方も、働き方改革の煽りを受けています。
自分たちでお手製のテストを作成することも
だいぶ少なくなって来たように思います。
採用教材に準拠した「テストメーカー」で
問題を作成していることも散見するようになりました。
テストメーカーでパパッとお手軽にテストを作成できる分、
その問題の内容にあまり目を通さず、
設定時間なども考慮されず膨大に問題数がある場合もあります。
想像以上に問題の難度が高いことを想定して
まず取り組むべきことは『教科書を徹底して読み込む』ことでしょう。
解説されているメインの部分だけではなく、
テストメーカーでは隅から隅までの情報を網羅した
問題となる場合が多く見受けられます。
本文やメインの解説だけではなく、
補足説明やプラスアルファの知識にも
目を通しておくことが大切です。
ですが、これらに関してはワーク類での出題は
極めて少ないこともあり、テキスト・プリント系での
反復演習は難しいでしょう。
ここで役立つのが、
「自分で勝手にテスト問題作成学習法」です。
このページからテスト問題を作る際に、
・90%の生徒が正解する問題
・70%の生徒が正解する問題
・50%の生徒が正解する問題
・30%の生徒が正解する問題
・10%の生徒が正解する問題
というふうに、自分でそのページから問題を作ってしまうのです。
どう問題を作成すれば、正解率が下がるか考えながら
パーセントが下がる問題ごとに工夫を凝らしていきます。
単純に重箱の隅をつつく系の「そこまでは知らない」系の問題も
あってはいいと思いますが、質問の仕方を工夫することで
難易度が上がるような思考をすることで、
この過程で細かな点であった知識が線としてつながっていくことでしょう。
同じ学校のクラスメイトや、同じ教科書を使っている学校外の友人たちと
問題を作りあって出題し合うことも、非常に効果的です。
問題の策問者の立場で思考することで、記憶も多面的な定着をするはずです。
ワーク系のものを何周も反復する愚直な取り組もいいのですが、
これからの新時代の学力向上を目指すのであれば、
従来型の学習方法とはまた違ったアプローチをすることも
悪くはないと思うのです。
定期テストは範囲が狭いからこそ、
このような対策もできる時間があります。
今まで自分の解いて来た問題の中で、
よく間違える傾向のある問題をあえて作成することで
「自分のミスしやすい部分は他の人も間違うのか」
問題を作成して確かめてみることも面白いかもしれません。
そして解いてもらった相手が間違った場合は、
偉そうに言ってあげるのです。
「そうそう、そうやって間違うと思って問題作ったんよ〜。」と(笑)
本番の試験ではおそらく、偉そうに行った手前
間違うことななくなっているはずですから!
他者意識を養いながら、
面白がって定期テスト対策をしてみてはいかがでしょうか!?
きっと何かが違って見えてくるはずですよ!