じゅくちょー
本日の雑談は、こんなこと!
今日のお品書き
『使い捨てカイロ、その後どうしてますか?』
大学入試共通テストまで、あと259日!
公立高校入試まで、312日!
中学理科で実験問題で頻繁に出題される
カイロの発熱反応の問題。
カイロの中には何が入っているか
知っていますか?
そもそも、なぜ熱が発生しているのでしょうか?
化学的な話になりますが、
「鉄」が「酸化」するときに「熱」が発生します。
実は、鉄がさびるときには熱が発生しているのですが、
通常のさびる反応はゆっくりですので
あまり熱を感じることはありません。
鉄をかなりの速度で酸化させるために
カイロの中には「水」が入っています。
(活性炭の場合もありますよ!)
ですが、濡れているとは思いませんよね?
そこで利用されているのが、
「バーミキュライト」という観葉植物の保水土と知られている
水を吸収できる働きを持つ人工用土が含まれています。
これが化学反応式となり、
中学生には馴染みがない “mol” という単位が出てきていますね。
高校生から学習する化学の内容となっています。
で、この反応の後に残るものが
「二酸化第二鉄」です。
カイロは普通は不燃物として廃棄されますが
実はこの物質にはある力が眠っているのです。
以下のサイトをご覧ください。
使い捨てかいろの中身を再利用して、
水質改善を促進するためのものへと生まれ変わらせる
企業が出てきたのです。
受験生たちもお世話になっているカイロ。
何かしらの恩返しができれば嬉しいですよね。
この冬、この企業とコラボイベントなどができれば
面白いかも!
水都徳島。
新町川もそうですが、
身近な川が捨てていたものでキレイになるなら
利用しない手はないですものね〜!