学び方

「分かる」ということが「分からない」子たち

 

じゅくちょーは生物学上は男性です。

物理的に妊娠や出産の辛さは体験できません。

想像することはできても、

「分かる」という状態にはなれないのでしょう。

学習においても、

「分かる」という経験をしていない生徒たちは

自分が「分かっているのかどうか」が

「分かっていない」子たちが多くいるのです。

 

じゅくちょー
じゅくちょー
どーも、塾講師歴18年、38歳3児のパパで認定心理士、上位公立高校受験・国公立大学受験専門塾、じゅくちょー阿部です。

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小学算数の壁!?

 

小学算数において、

何が何でも習得しておかなければならない「算数概念」は

『単位変換』『単位当たり量』『割合』『速さ』『比』

となるでしょう。

 

ですが不幸なことに、これらの概念が分かっていないため

「これとあれをかけたもの」「これとあれを割ったもの」

というような公式的な暗記だけにとどまっている生徒が多いのです。

なぜかけるのか、なぜ割るのかということを

「そうするものだから」という理解しかしていないのです。

 

単位当たり量の壁!?

 

高校化学や高校物理において、

単位当たり量の概念が分からなければ

その学習は地獄にしかなりません。

 

例えば、

「mol」という単位は何を表すものでしょうか?

「m」「L」「g」という単位は、

「長さ」「かさ」「質量」となりますね。

「mol」はどうでしょうか?

瞬時に「個数」というものが思い浮かばなければ

概念理解ができていない証拠となるでしょう。

 

意味を考える習慣!?

 

計算式というものには、「意味」が含まれています。

そして公式というものには、「意図」が含まれているものです。

学習において、「意味」「意図」を考えずに解くということは

間違いなく「伸びないための、自分を苦しめるためだけの学習」

ということができます。

 

「%」の意味を伝えることができますか?

「湿度」「濃度」「速度」「密度」が持つ意味を

公式ではなく自分の言葉で説明できますか?

 

これらを当たり前のこととして「分かる」のであれば、

学習と呼ばれるものがいかに簡単なことをしようとしているのか

世界が違って見えるかもしれませんよ!

ちゃん♪ちゃん♫

 

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