スタッフ紹介

スタッフに聞いてみました(10)

 

本日、スタッフたちに聞いてみたことは、

『指導してみての、自分の予想とのギャップ』です。

どのような感想を日々の指導で感じてくれているのか。

じゅくちょー自身も興味津々のテーマです!

では、早速みてみることにしましょうかね〜。

 

じゅくちょー
じゅくちょー
どーも、塾講師歴18年、38歳3児のパパで認定心理士、上位公立高校受験・国公立大学受験専門塾、じゅくちょー阿部です。

  • 12月の冬休み前に、移転が決定しました!
  • 移転に伴い、若干名の生徒募集(現在55名待ち)を行います。
  • 来年度の春期講習会からのご入塾ご予約は10名(仮)の予定です。
  • 日本史と世界史が大好きな図書館司書さん!一緒にスタッフとして、塾に図書室を作りませんか?

 

『指導してみての、自分の予想とのギャップ』

A.(Tyler先生)

まず、学習の姿勢に関してです。

私は何件か他の個別指導塾や集団塾でも働いていた経験があるのですが、自学自習型の塾で働くのは初めてだったので、まずは生徒さんが自主的にノートを使って学習管理をしていること、長い時間集中して机に向かっていることに驚きました。

つばさには勉強「させられている」様子の生徒さんがほとんどいないので、指導を始めた当初、とても感動したのを覚えています。

そして、指導所感です。

私はずっと、新たな物事を理解する上で求められるスピード感には数学や理科といった理系科目が得意なことが求められ、持頭の良さとは、その「閃き」の速さによるものだと思ってきました。

しかし、つばさでの日々の指導の中で、実は文系科目、それも国語の力が学習に大きく影響すると気付きました。

教科書を読み、問題文を一人で読んで理解する力や、また、自分の考えを相手に説明することが得意な生徒さんは、新しい物事を理解する力に長けていると感じます。

一見数学や理科が苦手なように思っても、実は問題文の理解が出来ていないという場合も多いと気づきました。

蔑ろにされがちな国語(特に現代文)ですが、実は、国語力を伸ばすことが一番、総合的な学力向上に繋がるのではないかと感じます。

A.(Mai先生)

私が感じたギャップは「自分で理解する」のと「人に教える」のとでは全く別物だということです。

自分が一度解いたことのある問題で解き方が分かっていたとしても、それを人に教えようとするとうまく言葉が出てこないとうことがよくあります。

また、自分はわかっているつもりでも本当はしっかりした意味までは理解していなくて生徒さんに聞かれたときに「そういえばどうしてだろう?なぜこんな解き方をするのだろう?」と改めて考えさせられる場面があります。

その時自分が今までいかにあまり深い意味を考えずに感覚だけで問題を解いてきていたのかということを思い知らされます。

だから塾長がよく生徒さんに言っているように「問題の意味まで考えて解く」ということを私自身も意識しなければならないなと感じます。

A.(Manna先生)

指導をしていると、一人ひとりに合った指導の大切さを再認識させられます。

生徒さんがくださる反応は、とても新鮮です。

まだ経験の浅い私には、予想のできないことばかりです。

勉強をしていてどこに疑問がわくかは、人によって全く異なります。

例えば、「2x+5=1」という方程式。

xという文字が何なのかわからない人や、なぜ(他の文字でもいいのに)xを使っているのか疑問に思う人、この式を何のために解いているか疑問に思う人など、方程式ひとつをとっても、様々な類の「不思議」ポイントを見つける人がいます。

学校の授業では、一人ひとりの理解度や「不思議」に合わせることは不可能です。

だからこそ、一人ひとりと向き合い、一人ひとりに合った指導が可能な個人塾の果たす役割は大きいのではないかと感じています。

一つの勉強法だけでなく、多くの選択肢を提示できることにこそ、学習塾としての存在意義があると思います。

私自身も日々学びながら、様々な方法を使って、いろんな「不思議」を持っているみなさんのやり辛さを取り除くお手伝いができるよう、がんばっていきたいです。

A.(Zoo先生)

今までやってきた個別の質問対応型の指導ではなく複数の授業形式での指導をしてみて、授業準備のときに予想した様子と実際に授業してみた様子にいくつかギャップを感じました。

まず、板書についてです。授業では、ホワイトボードには必ず覚えなくてはいけない事を書き、その間に口頭で理解の助けとなるようなポイントを言ったり、具体例をいくつか示したりしました。当初、ホワイトボードに書いたことは全て板書し、その他に自分に必要と思ったことはメモをとってくれると考えていましたが、ホワイトボードに書かれたことだけ板書する子、板書をほとんどせずじっとこちらの話を聞いている子、全てメモをとってくれる子など板書のスタイルは様々でした。

これが良いか悪いかは「考えて」やっているかに尽きると思います。この分野は初学だから、または自分はすぐ忘れるからとりあえず全部メモしておこう、先生が言ったことはほとんど覚えていることだから書かなくて大丈夫、などそれぞれが自分に合わせて考えたスタイルをとれるのが一番望ましいし、もし授業が速すぎてホワイトボードで手一杯ならこちらが臨機応変に変えていく必要があります。この授業を通してメモをとる力を身につけてもらえたら嬉しいなあと思います。

二つ目は、予想よりもきちんと反応してくれるということです。学校の授業を思い返すと、声に出して読むとき、小さい声で言う人、一切言わない人が多くいたので、ちゃんと言ってくれるか不安でしたが、少人数かつ古典をなんとかしたいと思っている人ばかりだからか、みんなちゃんと応えてくれます。ただ、覚える時間のとき、何回も声に出して言ったほうが効果的だと言ってもなかなかやってくれないので、安心して声に出せる空気づくりは今後の課題だと思っています。

三つ目は、平先生も言っていますが、国語力が大事だということです。現代文に比べて古文漢文はルールがはっきりしていて機械的に出来る部分は多いですが、それでもやはりベースとなる日本語の力、センスが足りていないととても苦しいと思います。具体的に言うと、動詞の活用形を判別するときに打消の「ず」をつけて何段の音に変化したかをみますが、その変化が正しく出来なくて先に進めない、といったつまずき方をします。教科書や授業では、平均的な日本語力に照らし合わせて、思いつきにくい変化をする場合は言及されますが、基本的に個々のセンスに委ねられていて、ある程度の国語力をもつ前提で話が進められます。

授業やテストを準備する際に苦手な人も初学の人もついていけるように練ったつもりでしたが、あくまでその前提上での苦手であったことに気が付きました。普通の学校や予備校の授業では対応できないまま進んでしまいますが、普段は個別の塾だからこそ授業以外でのサポートができると思うので、やり方を考えていきたいです。

A.(Anarchy先生)

私が指導していて感じるギャップは問題の注目するところが一人一人異なるということです。

質問が来るたび、なぜこうなるのかを考えるわけですが、生徒一人一人その問題の注目するポイントが異なるため意外なところの質問が来ます。

私が解く時は問題を解いた経験があるためポイントがある程度分かりますが、初めて解く時やまだ演習が足りていない時はどこに注目するか分からず、意外なところに固執したり、変なところに引っかかって解法が出てこないということが目立ちます。

もちろん悪いことではなくそういう経験を通してこそきちんと理解し、思考力を養っていくわけですが急に質問にこられれた時、考えたことがないものはびっくりします。

問題を解く時というのは必ずと言っていいほどポイントがあります。

そのポイントを見つけられるかどうかでどういった問題なのか、どのような手段で解けるのか、あのやり方でもできるのか、一回似たような問題やったことあるなのように解答に導くヒントが見つけられます。

もちろんセンスがいい人はすぐわかるのでしょうが、それは演習量や理解の差でカバーすることができます。

難しい問題ほどそのポイントが隠されていたり、複数あったりします。

私も問題のポイントはどこなのかを自分で考えられるような指導ができたら良いと思います。

A.(Yossy先生)

私が指導して感じた自分との予想とのギャップは『分かると出来きるの違い』です。

自分が受験勉強をしていた頃はできている気になっていたことが多いかと思います。

新しい問題を解き、新しい知識を手に入れてその武器をあたかも使いこなしているかのように感じていました。

しかし、人に教える立場に立ってみると分かるとできるとの違いにとても驚きました。

ほとんどの人が覚えたことはできるのだと思い込んでいることが多いです。

問題を教えたときに『ああぁ、それならできるわ』というような反応が多いように感じます。

本当のことを言うと『それ知ってるわ』の方が表現が正しいような気がしますが、多くの人が前者の方の反応をします。

RPGのようなゲームと異なり、実際には得た武器をそのまま使いこなすことはできません。

個人差がありますが、大抵手に入れたものを使いこなすのに多少の時間がかかります。

そこにかかる時間が短ければ短いほど要領のよく勉強をすることができ、学力が伸びるのではないかと考えるようになりました。

その時間を縮めることができるように僕らスタッフが協力することができたらいいなと思います。

A.(Luc先生)

私が指導をしていて感じたギャップは、納得できる・理解できるポイントが生徒さんによって全く異なっていることです。

ある生徒さんに説明する時に用いた具体例や言葉、説明の流れでは、別の生徒さんにとっては納得のいかない、分かりにくいものとなることがあります。

その場合は、別の言葉に言い換えたり、他の具体例を挙げるなどして、生徒さんそれぞれが納得のいく説明をするようにしています。

これは生徒さんが持っている理解力だけの話ではなく、物事の捉え方や意識するポイントが一人一人によって異なるからだと思います。

説明方法を模索して、生徒さんが納得のいく表情をしたときには嬉しくなります。

授業型ではなく、一人一人に合う指導ができることは個人塾の強みだと思います。

私は指導歴が浅く、まだまだこれからも経験を積む必要がありますが、生徒さんが納得のいく指導ができるよう頑張りたいと思います。

A.(K-hey先生)

具体例をあげると、古文について多くの演習を重ねてきたので活用形は論理的に考えなくても自然か不自然かでわかってしまうが、自分が古文の学習が初歩だったときはどのようにしていたかを思い出せないので、初歩の段階にある生徒さんへの指導が容易ではないと感じた。また数学に関しては多くの生徒さんが同じ分野でつまずいていると感じた(条件付き確率)。最後に、暗記することの大切さを理解してもらえるといいと思った。導出過程や論理も大事だがそれに拘泥しすぎず、シンプルに知識を増やすことで周りと差がつくと思う。

 

スタッフたちは、生徒たちの指導を通して

日々成長をさせていただいています。

気づきが多いこととは、学びが多いことと同義です。

 

成長とは、変化したということだからです。

学ぶということも、どう変化していくかが大事です。

間違った問題に対して、何を変えていくのか?

 

解き方を変えてみるもよし、

ミスをしないように何かしらの対処法を

具体的に取り組むもよし!

 

私たちもまた日々成長していく所存です。

ちゃん♪ちゃん♫

 

 

 

じゅくちょー
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それでは、今日はこのあたりで。失礼しま〜す!

2020年度『つばさ』の授業日程は、ここからご確認できます。

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