毎日のように、塾の公式LINEに問い合わせや
受験相談・学習相談が入ってきます。
あるお悩み相談の返答をご紹介しようと思います。
おそらく、ブログをお読みの方も
共感してもらえる内容かもしれません。
- 本年度の入塾生は定員に達したため、募集締め切りとさせていただきます。
- 来年度の春期講習会からのご入塾のご予約は10名(仮)の予定です。
- 日曜セミナー『国公立大学:二次対策化学・物理・生物』は、10月4日(日)から全8回で開講します。
「やってもやっても伸びないのです!」
よくあるご相談の中に、
「どれだけやっても全く伸びないのです」
というものがあります。
まずは、ご本人は気が気ではないでしょう。
努力が結果として見えず、成果がない努力は気を病んでしまいます。
ですが、「やっているようでやっていない」学び方もある訳でして。
これからご紹介する例え話に、もし自分が該当してしまうなら、
やり方を変えるだけで結果が変わってくるかもしれません。
例えば、「イチゴ」!?
あなたは、「イチゴ」という言葉を知っていますか?
おそらく、知らない人はいないと思うのです。
では、「イチゴ」という言葉を聞いて、どのようなことを連想しますか?
10個程度は挙げられるでしょうか?
(実際に考えてみましょう!)
- 赤い
- 甘い
- ショートケーキ
- 実は野菜の仲間
- 粒々の部分が実は果実
- 三角錐のような形
- ヘタの部分が邪魔
- 冬が旬
- いろんな品種がある
- いろんな加工品がある
どうでしょうか?
パパッと連想できたでしょうか?
伸びない学び方の子は、この連想ができない!?
「イチゴ」という言葉を聞いて、
形や味、様々なことを1つも連想できないことはないでしょう。
むしろ、このことは『当たり前』のことではありませんか?
では、「現在進行形」という文法ではどうでしょうか?
この文法における関連の知識はいくつ連想できるでしょうか?
「前置詞」という語句ではどうでしょうか?
使い方のルールや、具体的な単語が連想できるでしょうか?
同様に、理科の知識である「イオン」「酸」「アルカリ」では?
「電離」と「中和」の違いは?
「日米修好通商条約」と「日米和親条約」はどうでしょう?
どっちが先で、その背景とその目的は?
もし一つの語句に対して、「イチゴ」のように
多くのことを連想できないのであれば、
あなたのその学び方は『ありえない学び方』と
言えるのではないでしょうか?
「イチゴ」という言葉だけ知っていて、
その形も色も味も、その他の情報も全く知らない人がいるならば
その人に何を感じ何を語ってあげるでしょうか?
自分がそうなってはいませんか?
ちゃん♪ちゃん♫
2020年度『つばさ』の授業日程は、ここからご確認できます。