小学生の算数の中でも
最も重要な概念の一つが「割合」です。
これは何も「%」だけを指すものではなく、
一定の割合で増えていく「変化の割合」もそうですし、
単位当たり量の概念も、一種の割合が重要になります。
どーも、塾講師歴17年、37歳3児のパパで認定心理士、上位公立高校受験・国公立大学受験専門塾、じゅくちょー阿部です。
- 『つばさ』の夏期講習会の定員は、満席となりました。
- 定員に達しましたので、夏期講習会の募集は締め切ります。
- 平常月の募集は、8月度のスタートとなる8月17日(月)から再開します。
「割合」を肌感覚に落とし込むには!?
小学生だけではなく、高校生ですら
この割合の概念が身についておらず、
平気で全く見当違いのミスをすることもあります。
mol計算などは、小学算数の概念が入っていない生徒は
ほぼ理解できないと放棄しがちな単元。
ですが、私はmolの解説などは
小学4年生で理解できる説明をします。
割合の概念は、料理が最適です。
1L当たり3gのお塩などは、
0.3%となります
教えるでもなく、当たり前の共通言語として
染み込ませることが概念理解に重要なことです。
「テレビ番組」で遊びながら概念理解!?
じゅくちょーの子どもたちは、
「パパ〜、お仕事あと何パーセント?」
という言葉を普通に使います。
これは、「おしり探偵」というテレビ番組で
パーセントという言葉を使って
dボタンでオープニングテーマ中に遊べることで
勝手に身につきました(笑)
子どもたちが遊びの中から使う言葉で
その理解を広げていくことで、
年長さんの息子でも無理なく
パーセントという言葉を使っています。
「料理」は割合や化学のかたまり!?
食べることが好きな子であれば、
「お菓子作り」から割合の概念を
お勉強ではなく体験を通して身に付けることが
理想的でしょう。
特に、体験を通して身に付けていれば
「1000円で買えるだけケーキを買うと、
4つ買うことができて40円のお釣りが出た。
ケーキ1つ分はいくらになるでしょう?」
という問題で、
1200円や160円などという意味不明な解答を
書くことはなくなるでしょうね(笑)
概念の深い理解は、
「体験と知識のすり合わせ」
を通してこそ可能になるのですから。
ちゃん♪ちゃん♫
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