全国の塾長さんたちと情報交換を
させていただいています。
コロナ禍の中で、オンライン指導の
事例の多くを学ばせていただきました。
そんな中、とある事例を多く伺うことで
子どもたちの家庭での集中に関係することが
見えてきたと言うお話しです。
どーも、塾講師歴17年、37歳3児のパパで認定心理士、上位公立高校受験・国公立大学受験専門塾、じゅくちょー阿部です。
- 『つばさ』の夏期講習会の定員は、満席となりました。
- 定員に達しましたので、夏期講習会の募集は締め切ります。
- 平常月の募集は、8月度のスタートとなる8月17日(月)から再開します。
集中とは、どう言うこと!?
野生生物には、集中という状態があまりありません。
なぜなら、何かに集中してしまうことで、
自分が襲われる可能性があるからです。
逆に言えば、常に周りに意識を向けている状態が
野生生物にとっては『標準状態』です。
このことから考えると、
「集中」している状態とは
他の何かに気を向けなくてもいい環境下でこそ
発揮されるものだと分かります。
オンライン指導中の背後に何が!?
生徒のオンライン指導中に、
このような家庭の姿がみられたそうです。
あなたの家庭でも該当しているなら
心底ゾッとします。
- 子どもが勉強をしている傍で音量をオフにすることなくTVを見ている。
- 子どもが勉強をしている傍でゲームをしている。
- 子どもの真後ろでバラエティー番組を見て大笑いしている。
- 子どものそばで何時間もスマホをいじっている。
- 下の子どもとゲームを楽しそうにしている。
- 焼きそばを立って食べながら、後ろから子どもの勉強に指図している。
「想像力のなさ」が原因なのか!?
子どもたちは、子どもだからこそ
「好奇心旺盛」です。
すなわち、他の多くの何かに気が向かうことが
当たり前の時期を過ごしています。
これは否定されるべきことでは決してありません。
むしろ、この「好奇心旺盛」な時期にこそ
脳の機能は高まるからです。
この時期に、逆にやりたくも無い何かにかじりつかせることで
『好奇心の芽』を摘むようなことがあれば、
自発的に何かを考えてするような習慣を奪うことになります。
「家では、子どもは集中して勉強ができないんです!」
と相談する前に、家庭の中で子どもたちの学習から
気を散らしてしまうような要因や行動が無いかを
省みてあげてもらいたいと思うわけです。
「そりゃ、家では集中できないでしょうねっ!」と
ツッコまれることがないようにして下さいね(笑)
ちゃん♪ちゃん♫
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