国語の読解が極端にできない生徒の共通項。
それは、音読も苦手であることです。
設問を音読させると、必ずと言っていいほど誤読をします。
ということは、目で認識した言葉が
脳内では別の文字や意味として認識されてしまっているのかもしれません。
どーも、塾講師歴17年、37歳3児のパパで認定心理士、上位公立高校受験・国公立大学受験専門塾、じゅくちょー阿部です。
- 高3生:あと2名で定員です。
- 高2生:あと2名で定員です。
- 高1生:募集は締め切りました。
- 中3生:あと5名(今年度の中3募集は10月末まで)
- 中2生:あと3名で、定員です。
- 中1生:あと4名で、定員です。
- 小4-6生:あと若干名、お受けいたします。
紙の文字と、画面の文字は違うのか!?
紙の文字を目で認識する場合、『反射光』を脳が知覚します。
画面の文字の場合は、『透過光』として脳が知覚します。
どちらがいい悪いはないと思いたいのですが、違いがあります。
興味深い論文があります。
「誤りを探す読み」を、紙媒体で行うか画面媒体で行うかで違いが出るかを調べた実験です。
紙の上での「誤りを探す読み」の方が、優位になるという結果が得られました!
画面を見る機会が激増した子どもたちに与える影響は!?
ここからはじゅくちょーの仮説です。
紙の文字を見る機会が、現代の子どもたちは減少していることは間違いないでしょう。
そのことが、文字をなでるように読むことに繋がってはいないか心配になります。
「誤りを探す読み」ができなくなることで、
文章の中の要点を見つけることにも影響が出ている気がするのです。
誤読が多発する原因にもなってはいないでしょうか?
大人も危うい、スマホを眺める時間数!?
最近では、問題の本質ではない表面的な字面だけを見て
烈火の如く誰かを批判する人たちが増えたように思います。
一歩立ち止まって、「あれ?この背景には何があるのかな?」
と考えるようにしてもらいたいものです。
子どもたちだけが読解や語彙に問題があるわけでもないのです。
まずは大人たちが、手本となって欲しいものです。
でも、果たしてじゅくちょーも手本となれているかは疑問ですがね(笑)
ちゃん♪ちゃん♫
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