アメリカの大物ロックバンドの「ヴァン・ヘイレン」。
ご存じない人が多いとは思います。
彼らがコンサート前に交わす誓約書には、以下のような条件が盛り込まれています。
『楽屋には茶色を抜いたM&M’sチョコレートを用意すること。
この条件が満たされていない場合、報酬は全額もらった上でコンサートは中止する。』
どーも、塾講師歴17年、37歳3児のパパで認定心理士、上位公立高校受験・国公立大学受験専門塾、じゅくちょー阿部です。
- 高3生:あと2名で定員です。
- 高2生:あと2名で定員です。
- 高1生:募集は締め切りました。
- 中3生:あと5名(今年度の中3募集は10月末まで)
- 中2生:あと3名で、定員です。
- 中1生:あと4名で、定員です。
- 小4-6生:あと若干名、お受けいたします。
この誓約書が伝えたい真意とは!?
冗談だと思いますか?
いいえ、実際にコロラド州でのコンサートは中止となりました。
ただの人気のある大物バンドのワガママなのでしょうか?
彼らのコンサートのセットは数十トンの重さがあります。
巨大スピーカーはもちろん、照明・アンプなどの機材が溢れています。
これだけの大規模なセットを組みステージを設営するためには
きめ細やかな準備とチェックが二重三重に必要になることは想像できるようでしょう。
「まぁ、いいか」が大事故となる可能性がある!?
人は得意分野でこそ、『大失敗』をしてしまうものです。
プロ集団であればあるほど、自分の仕事を疑ってみることが大切なのでしょう。
このロックバンドの設営のチェック項目は、実に126項目!
その項目の中に、冒頭のチョコレートのことが書かれているのです。
細かなケアができない運営スタッフでは、ファンがコンサート中に大怪我をしてしまいかねません。
大事なことが見落とされる可能性を、徹底的に排除するためのチェック項目なのですね。
神は細部に宿る!?
じゅくちょーの指示は、具体的な行動目標になっています。
気持ちはよくわからず、揺れ動いてしまうからですね。
問題を解く際にも、「まずは、ここにチェックを入れてから、次に。。。」という具合です。
ですが、具体的にやることを伝えても、それを守らない生徒が多いこと多いこと。
そんな生徒たちには多くの共通項があります。
- 字が雑で、注意しても直す気がない(相手のことを考えない)
- プリントの折り方が雑(保管する、見直すという意識がない)
- 採点の際に、プリントを順番で並べない(採点の作業効率を考えない)
- プリント提出の際に、相手の視点方向で出せない(他者意識が足りない)
- 、/ 。/ , / . / ‘ / ? / a / an / the / -s などのルールを無視(自己中なマイルール視点)
逆に伸びている子たちは、細かな意識を向けられる子たちです。
注意点はどこか、違いはどこか、チェック項目を自分で意識し、
それらを丁寧に遂行できているからこそ、伸びていくのでしょう。
芸術の世界でも用いられる「神は細部に宿る」という言葉。
細部に意識を向けられないなら、どの分野においても伸びるはずもありませんからね(笑)
ちゃん♪ちゃん♫
2020年度『つばさ』の授業日程は、ここからご確認できます。