国語学習について

長文の文章全部を精読しようとしていませんか?

 

現代文でも英語でも、

「文章が頭に入ってきません」という生徒の多くは

文章全体を精読しようとしてしまっていることがあります。

仮に3千字の長文の内容を全て詳細に覚えきるなんて、

無理にもほどがありますから(笑)

では、どのようにして読めばいいのでしょうか?

 

じゅくちょー
じゅくちょー

どーも、塾講師歴17年、37歳3児のパパで認定心理士、上位公立高校受験・国公立大学受験専門塾、じゅくちょー阿部です。

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そもそも、読解テクニックはなんのためにある!?

 

読解テクニックは、

  • 読みやすい状態を作るため
  • 覚えやすい状態を作るため
  • 解きやすい状態を作るため

にあります。

 

目的は「楽に答えを知るため」ではありません。

あくまで、正答に「たどりつき易くするため」なのです。

たどりつくためには、自分の足で歩かなければならないことを忘れてはいけません。

 

長文を読むときの、3つの読み方とは!?

 

大きく分けて、3つの目的別の読み方があります。

  1. 精読

    文章内容を『精密』に把握する目的

    →膨大な情報量のため、文全体を把握することができない

  2. 通読
     
    文章の『全体内容』を把握する目的

    →部分における、詳細な内容は把握できない

  3. 探読

    設問の『答えを探す』ための目的

    →解答の条件は分かるが、文章内容は掴めない

時間が足りないという生徒は、文章から設問までを『精読』をしようとしています。

現代文を解くために必要な読み方は、『精読』『通読』『探読』のバランスです。

全ての内容を頭の中に留めておくことは、どだい無理な話。

 

であるならば、問題を解き易くするために、

『通読』で読解マップを作り、設問を『精読』し、条件から『探読』を使い分ける必要があります。

これらの読み方の出し入れをすることこそが、読解テクニックの土台となるのです。

 

では『通読』をする際の注意点は!?

 

『通読』は読解マップを作るために行います。

ポイントとなるのは、『文章情報の整理整頓』です。

  1. 「整理」

    ・整理とは「取捨選択」をすること。メインは「捨てる」こと。

    ・「筆者の主張」や「文中の中心語句」を残すことが目的。

  2. 「整頓」

    ・整頓とは「分類選別」すること。メインは「分ける」こと。

    ・「段落のテーマ」のジャンル分けと「対立関係」の明確化が目的

このように、文章全体を整理整頓していきます。

そうすれば、あとで「解きやすい状況」が作られていることとなり、

結局は最短距離で解答を見つけられるようになるのです。

 

読解テクニックは奥が深い!?

 

細かくやっていることを分析すると、

複雑なことをしているように見えます。

ですが、目的は解きやすい状況をいかにして作るか、です。

 

単語や語句の暗記をする場合にしても、

覚えやすい状況をいかに作ることができるかが勝負を分けます。

長い文章だからこそ、攻略の糸口を工夫してみる。

「読み易くするには?」「解き易くするには?」

 

結局は楽をしようとするために生まれたものがテクニックという訳ですね(笑)

ちゃん♪ちゃん♬

 

じゅくちょー
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それでは、今日はこのあたりで。失礼しま〜す!

2020年度『つばさ』の授業日程は、ここからご確認できます。

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