さて、明日です。
受験を迎える受験生たちに、
去年の東大の入学式での上野千鶴子先生の式辞を
送りたいと思います。
記事はここから。
https://www.youtube.com/watch?v=oIqjJbrdUks
どーも、塾講師歴17年、37歳3児のパパで認定心理士、上位公立高校受験・国公立大学受験専門塾、じゅくちょー阿部です。
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頑張ったら報われる!?
上野氏の式辞の引用です。
”がんばったら報われるとあなたがたが思えることそのものが、あなたがたの努力の成果ではなく、環境のおかげだったこと忘れないようにしてください。”
この言葉をどのように受け止めますか?
学びを通して、この言葉の意味を噛み締めることが出来ること。
それこそが、学んできた成果となるのでしょう。
それは、「感謝」を知るということだからです。
目には見えない、そして直接関わりのない人たちのことを「おもんばかる」こと。
点数には決して現れることのない、教育と学びの成果です。
「謝りたい」と「感じる」心。
キミはどんな気持ちで、明日の本番を迎えるのでしょうか?
思考できる環境に身をおくこと!?
『環境』がどれだけ大事か、子どもたち自身は気づけないものです。
そして、『環境』を自分で選べること自体が、
どれだけ有り難いことで貴重なことか。
あなたたちが今日「がんばったら報われる」と思えるのは、これまであなたたちの周囲の環境が、あなたたちを励まし、背を押し、手を持ってひきあげ、やりとげたことを評価してほめてくれたからこそです。世の中には、がんばっても報われないひと、がんばろうにもがんばれないひと、がんばりすぎて心と体をこわしたひと…たちがいます。がんばる前から、「しょせんおまえなんか」「どうせわたしなんて」とがんばる意欲をくじかれるひとたちもいます。
あなたは一人で戦ってきたと思うでしょうか?
しかし、本当にそれは正しいでしょうか?
孤独の背後に、どれだけの支えと想いがあったでしょうか?
自分の力を社会の誰のために使えばいいのか!?
あなたたちのがんばりを、どうぞ自分が勝ち抜くためだけに使わないでください。恵まれた環境と恵まれた能力とを、恵まれないひとびとを貶めるためにではなく、そういうひとびとを助けるために使ってください。”
人間ですから、ミスするのは仕方がありません。
ですがその分、人のミスを笑わず
その人を助けられるように力をつけて欲しいと願います。
そして、今の自分がいかにして「有」るのかを振り返り、
どれだけの苦「難」・困「難」・災「難」があって
それを乗り越えてきたのか思い出してみましょう。
その「難」を逃し、防ぎ、支え、共にいてくれた人は誰でしょうか?
そして明日、受験に向かうことができている、『有り難さ』を噛み締めましょう。
全ての人の想いを胸いっぱいに溜め込んで、思いっきり吐き出してくればいいのです。
「口」から、「+」の言葉も「−」の言葉を「吐く」のが人間。
でも、「−」の言葉を今日と明日、明後日は無くしてしまいましょう。
そうすれば、あなたの願いはきっと『叶う』はずですから!
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