国語学習について

令和元年度、中1基礎学力テスト分析(3)

 

本日は、残りの国語と社会の分析です。

社会は専門外ですので、難しいかどうかの判定はできませんが、

国語は正直難しいです!

特に1つ目の長文は、十分対策していない生徒は

間違いまくりのオンパレードだと感じました。

 

じゅくちょー
じゅくちょー

どーも、塾講師歴17年、37歳3児のパパで認定心理士、上位公立高校受験・国公立大学受験専門塾、じゅくちょー阿部です。

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全方位から繰り出される問題!?

 

まず、傍線文が冒頭から順番になっていないことが驚きです。

従来通りの問題であれば、設問1の傍線部は冒頭部にあるはずですよね?

それが、傍線部・波線部・二重線部も文中の縦横無尽に配置されているのです!

 

この変化には、正直たまげました。

そして、解答を選ぼうにも、文章全体を読まねば見つけられない問題もあり、

おそらく従来通りの問題の思考しかない生徒にとっては、

非常に難しい問題と感じられたはずです。

 

古文は標準、もう一つの長文は「表現系長文」に!?

 

昨年では、和歌山県や佐賀県、兵庫県や長崎県や三重県でも出題されました。

俗にいう「表現系長文」です。

資料を読み取って、そこからどう文章内容をまとめるかという

要約を求める長文形式です。

 

難易度こそ、それほど高くは感じませんでしたが、

初めての形式に戸惑う生徒も多かったのではないでしょうか?

問題自体は(7)が少々むずかしかったかな、と思うレベルです。

 

地理は、様々なタイプの地図を使った凝った問題!?

 

入試でもそうでしたが、生徒たちが見慣れている

日本が中心となった地図ではありませんでした。

今流行りの、正距方位図法も出題されています。

 

大問2に関しては様々な地域に対する世界地理の問題。

アジアからアメリカ、南アメリカ・アフリカまでバラエティに富んだ内容です。

広範囲からの出題となると、若干問われる内容がオードソックスな浅めの知識が

中心となり、比較的解きやすかったのではないという印象です。

 

歴史は年表を使った時系列の理解を問う問題!?

 

大問3は年表を使った、生徒が苦手な形式の問題でした。

歴史の流れを通して理解して覚えてなければ、

細かいところの知識の不安定さで、正解にたどり着けなかったかもしれません。

 

大問4は、写真資料を用いた語句だけの暗記に対して警笛を鳴らす問題でした。

よくあると言えばよくある問題かもしれませんが、

知っている語句の知識でも、写真で問われると分からないという生徒も中にはいます。

誰が何の宗教と関連しているかを、3人分正しいものを選ぶ問題も、

やはり難易度は上がります。

 

返却されたときに、一番点数のギャップがあるのは社会かもしれませんね(笑)

ちゃん♪ちゃん♫

 

じゅくちょー
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それでは、今日はこのあたりで。失礼しま〜す!

2020年度『つばさ』の授業日程は、ここからご確認できます。

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