昔は記述が多かったと、
懐かしむ親御さんも多いかもしれません。
理科や社会も暗記すれば楽勝だと、
勝ち誇ったようにお子さんにお伝えするかたも?
英語は選択問題が多くなったことで
簡単になったと思われますか?
いいえ、そうではありません。
どーも、塾講師歴17年、37歳3児のパパで認定心理士、上位公立高校受験・国公立大学受験専門塾、じゅくちょー阿部です。
長文全体から、正誤を判断!?
大学共通テストでは顕著なのですが、
文章全体の中から、正誤を判断させる選択問題が増えていきています。
センターであれば、段落を絞って問うことが多かったのですが。
しかも、それだけではありません。
本文中に書かれている英単語や熟語が
そのまま選択肢にあるものが解答となる場合はほぼありません。
むしろ本文の単語がそのまま設問にある場合は、
ひっかけであることの方が多いくらいです。
途中まで正解で、最後の一部分だけ違う!?
第三回の基礎学の最後の最後の選択問題は傑作でした。
たった一単語以外は、完全に本文と一致しているのです。
なんと冒頭の一単語、すなわち主語だけが違っていたのです。
主語が違う問題は、それほど多く経験していないかもしれません。
ですから、主語が違うという想定がなかったため、かなり多くの生徒が間違いました。
ですが、常日頃から「間違った部分や合っている部分にチェックを入れる」ことを解き方として習慣づけていたらどうでしょうか?
これはテクニックでもなんでもありません。
当たり前のことを当たり前にできないことの方が問題なのです。
リスニングも要約型に!?
長文でも選択肢の中から正解を選ぶ際に、
本文に書かれている英単語を探してしまうのですから
リスニングでも同じではないでしょうか?
徳島県のリスニング問題でも、
スクリプトを分析してみると
内容を聴き取ってから、要約して答えが分かる問題が
徐々に増えてきています。
お金のおつり計算などが代表でしょうか。
人数が結局何人いたかなども難易度が高くなります。
「ってことは思考」は必ず備えておきたいスキルになってきています。
丸付けの際に、生徒に突っ込みまくって嫌がられているじゅくちょーでした(笑)
ちゃん♪ちゃん♫
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