この時期の面談では、受験上の戦略として「公民」が得意かを聞きます。
そのついでに、じゅくちょーの興味本位である質問をしています。
それは、「ご家庭で家族とニュースなどを見る時間はありますか?」と
「新聞は購読していますか?」という質問です。
どーも、塾講師歴17年、37歳3児のパパで認定心理士、じゅくちょー阿部です。
公民が得意な生徒は、素地ができている!
公民の内容は、生活環境の中で基本語句を耳にしたことがあるかないかで大きく変わっているように思います。
得意と答えた生徒のそのほとんどが、「朝(夜)はニュースを見ています」や「新聞の一面(コラム)を読んでいます」と家族でニュースや新聞を見る時間を持っていました。
政治や経済などの、世の中の流れを子どもと共有する視野を家庭で持っているかが、分かれ目となっている雰囲気が面接から見て取れます。
じゅくちょーはと言うと、公務員への反骨精神から政治に興味関心が湧きました(笑)
父は校長まで勤め上げた、バリバリの公務員でしたが、関係ありません。
税金の使い道や、エリートたちの不正などへの怒りが公民という教科への意欲になったように思います(どんなヤツじゃ!?)
家庭での投票率と公民の成績は相関関係があるのでは!?
仮説ではありますが、投票率と政治への関心は間違いなく相関関係があるでしょう。
ということは、投票率と政治経済などのニュース、新聞を読む頻度にも関係はあるはずです。
主権者教育を、生活の中で子どもたちに自然な形でできているかどうかは、公民の成績にも関わってくる仮説は間違っていないように思います。
そして、本日はじゅくちょーの住む阿南市の市長と市議会議員の投票日です。
両親が揃って選挙に向かう姿を見せることも、教育の一環と思っております。
妻とは政党の話や投票先の話は、一切行いませんがね(笑)
教材や参考書を使ったものだけが、勉強とは限らない!
日々の生活の中で、ちょっとした工夫や心がけ次第で、学習への意欲や関心は育てられます。
むしろ、子どもたちが様々なことに対して興味関心を持たないのは、その子どもたちを取り巻く環境の中で、大人たちが様々なことに対して興味関心を持って生活を行なっていないことに原因がありそうです。
両親や周りの大人たち自身が、自分を成長させようと新たなことに挑戦する姿や、学んでいる姿を見せるだけでも、大きな教育効果は間違いなくあります。
お金をかけずとも、「心がけと工夫」で将来を左右するほどの教育効果は与えられます。
そして、大人たちが常に成長をし新たな視点を持つために挑戦をすることで、生活の質も収入も増加し、日本全体が元気になっていくように思うのです。
誰かの失敗や失言を鬼の首を取ったようにあげつらい、対案のない何の改善も無い反対の為の反対などをすることが日本に渦巻いています。
未来のために「今」を改善する大人たちの姿を子どもたちに見せたいものですね(笑)
ちゃん♪ちゃん♫