国語学習について

『速さ=距離÷時間』って、どういう意味!?

 

例えば、『速さ』。

 

『速さ』って何を表したものですか?

 

この質問に、「距離÷時間」と答えるなら

 

最悪の学び方をしていることになります。

 

じゅくちょー
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どーも、塾講師歴17年、36歳3児のパパで認定心理士、じゅくちょー阿部です。

 

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最近、中3受験生を指導してる中で、

 

「1kgって身近にあるもので、どんなものがある?」

 

と聞くと、

 

まったくトンチンカンな答えが返ってくることが

 

多くなってきました。

 

水1L=1kg という概念が

 

体験を通して「一致していない」ことで

 

牛乳パックや、ペットボトルなどの

 

例が出ないのです。

 

 

そして、『速さ』です。

 

『速さ』を初っ端から公式で教えられたのなら

 

それはこの先の不幸の始まりかもしれません。

 

大事なことは、「距離÷時間」を通して

 

『どのような意味の値』が求まるのかを

 

知っていることが大切なのです。

 

 

では、割り算なのですから、

 

「距離÷時間」を計算すると

 

どんな値が導き出されるかは

 

小学4年生以上の人なら分かる訳です。

 

さぁ、どうでしょうか?

 

少し考えてみましょう!

 

 

 

 

 

では、答え合せをしてみましょう!

 

「距離÷時間」で求められるものは、

 

『単位当たり量での距離』です。

 

は!?意味がわかりませんね。

 

こう言い換えてみましょう。

 

『1秒間で、どれだけ進んだか:これが秒速』

 

『1分間で、どれだけ進んだか:これが分速』

 

『1時間で、どれだけ進んだか:これが時速』

 

これらを表すものが、『速さ』と呼ばれるものです。

 

「ヒュン」でも「シャッ」でも「ビュー」でもなく

 

目の前にちゃんと表すことができる、

 

れっきとした「距離や長さ」なのです。

 

 

高校ではほとんどの場合、秒速を基準に物事が計算されます。

 

よって、『1秒でどれだけ進んだか』が速度=v

 

となる訳ですから、物理の波の計算式である

 

 v(波の速度) = f(周波数) × λ(波長) も

 

 (1秒間に波がどれだけ進むか) =

 

 (1秒間に波が何回波打つかの回数) ×

 

 (1回波打つとどれだけの長さになるか)

 

と、置き換えることができます。

 

そうです。小学3年生レベルの算数です。

 

こう考えると、この公式は

 

当たり前のことしかしていないですよね?

 

ゲロが出そうなほど、簡単ではありませんか?

 

これを「難しい」という言葉を使うこと自体

 

誤りであることに気づくでしょうか?

 

意味で考えないこと。

 

これがどれだけ後々になって

 

学習の弊害になるのか。

 

このことを考えないまま

 

指導という名の一種の虐待をしている方も

 

世にはいらっしゃるのかもしれませんね。

 

 

 

令和時代。時代は新しくなりました。

 

これからの時代の学び方は

 

『意味』を聞かれる時代です。

 

計算だけできても、公式だけを覚えていいても

 

それらの『意味』が根本から分からなければ

 

意味がないのです。

 

だからこそ、言葉が大切です。

 

だからこそ、言葉を数式へと読み解く

 

読解力が必要であり、

 

その土台となる論理力こそ

 

これからの学力の土台となるのです。

 

 

 

でも、国語英語専門塾の塾長が

 

物理を語ってはダメですよね。

 

な〜んちゃって(笑)

 

ちゃん♪ちゃん♫

 

 

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それでは、今日はこのあたりで。失礼しま〜す!

 

 

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