私は中2の時、交通事故に合いました。
その手術の際に輸血に助けられたのです。
過去に輸血の経験のある者は、献血ができません。
もちろん、骨髄バンクにも登録できません。
子どもへ輸血の必要があっても、私からは血を託すことができないのです。
さて、競泳選手の池江璃花子さんが白血病を公表しました。
18歳とは思えない、堂々とした立ち振る舞いと競技に向き合う姿勢。
学ぶべき姿がありますね。
スポーツを通して心身ともに成長するとは、彼女のような姿勢を指すのでしょう。
彼女の特集などを今まで拝見して、印象的な言葉がありました。
「競技力もそうですが、人間性というものがすごく大事になってくる。」
「結果が出なくて苦しい時期もありましたが、あまり深く悩まないように練習しましたね。がむしゃらに練習していたら、いつの間にか記録も伸びるようになっていました。」
「一日一日無駄にできないなって思っているので、集中して、自分のやるべきことは決まっているし、周りに流されず頑張っていきたい。」
「壁を乗り越えるには、今できる練習を最大限にやるしかない。」
「マイナス思考だとタイムも伸びなくなるし、自分だけでなく周りの人にも伝染するので、物事はできるだけポジティブに考えます。」
「”自己ベスト=日本記録”になってきた。日本記録ではなく、自己ベストを出すことが嬉しい!」
「不安要素を一つずつ消していくには、本当に初心に戻って練習しないとダメだと考えて取り組んでいます。」
「東京(五輪)ではもう完全に自信に溢れていたいですね。ここまで自分はやってきたんだという自信を持って、スタート台に上がれたら一番ベストかなって。」
彼女の言葉を見ていると、この18歳の時点で彼女は成功者だと感じます。
仮に、結果が出ていない選手であったとしても関係はありません。
この言葉に至るまでの過程こそが、人生における成功であると心から感じます。
願わくば、彼女が完全に治癒し、今よりもさらに人間的に成長し、競技に帰って来れるように。
そして、私が出逢わせていただいた生徒たちが、このような生き方が出来るように、私自身も成長し、有言実行の説得力のある言葉を発することが出来るように精進してまいります。
日本骨髄バンクHPは、コチラ。
日本赤十字社、徳島で献血するなら、コチラ。