じゅくちょーの雑談

なぜゲームは楽しいの?

 

生徒によくする話です。

 

「買ったばっかりのポケモンを始めた時に、ポケモン全種・全技・全アイテム・最高レベル・無限のお金が揃ってたら楽しいかな?」

 

じゅくちょー
じゅくちょー
どーも、徳島国語英語専門塾つばさ、阿部でございます!

 

生徒たちは口を揃えて、「興味はあるけど楽しくはない」と。

 

「ほな、なんで楽しくないの?」

 

「ほなって、やることないでぇ(笑)」

 

 

ゲームの楽しさの本質は、「成長」にあります。

 

テトリスであれ、パズドラであれ、モンストであれ、ドラクエであれ、「上手くなる=成長する」ことがゲームの楽しさの本質であるように、私は考えます。

 

であるならば、子どもたちは「成長に餓えている」ことになりますね。だからこそ、部活にも熱中できるのかもしれませんし、ゲームにも没頭できるのでしょうね。

 

特にゲームの場合、「成長ストーリー」の分かりやすさが「楽しさ」の決め手になります。サクサク自分の力を発揮でき、少し強い敵と出会い負けを知る。攻略のために修練を重ね、今日の敵である強敵を、過去の敵として確定させる連続。

 

強く成長するためには、敵と遭遇することが必須となり、行動し続けます。そして、蓄えたお金を最大限に使い、その時々の最強の武器を装備し、その装備で倒せる敵を倒す。

 

武器が強くなるほどに、倒せる敵も多くなり、得られる経験値もお金も多くなる。強くなる、経験値を貯める、目標を達成するルーティーンがゲームには明確にあります。

 

 

では、現実社会にこれを当てはめるとどうなるでしょうか?

 

人生を生きる

  1. 生まれる
  2. 困難に出会う
  3. 強くなる
  4. できることが増えていく
  5. 学ぶ
  6. できないことに出会う
  7. 乗り越える
  8. 成長する
  9. お金を使ってスキルを身につける
  10. そのスキルでできることを増やす
  11. そのスキルで役立ち、報酬を得る
  12. そのスキルでもできないことに出会う
  13. もっとお金を使って別のスキルを習得する
  14. そのスキルで広く世のお役に立つ
  15. そのスキルに見合った報酬を得る

 

 

そうです、世の中も一緒なのです。

 

仮にお金が欲しくて世を生きるなら、お金を出してでもスキルを高めなければ、それに見合った報酬は得られません。

 

しかし、ゲームはもうちょっと現実社会に似て作られています。

 

『最強の武器は、最強の敵や、最高の困難からでなければ得られない!』

 

お金さえ払えば得られる武器では、戦い抜けないのです。

 

即ち、最高最強の困難に立ち向かうという『覚悟』が最高最強の武器となり、この『覚悟』こそが最高最強の『成長』への決め手になるのです。

 

安全安心で指一本でそれに取り組める疑似体験ができるもの、それがゲームです。

 

そりゃ、楽しくないはずがないですよね?

 

 

現実社会の中においても、このRPGゲームを『楽しむ』ためには、「人生の成長ストーリー」が、分かりやすく子どもたちに伝わっていなければなりません。

 

このようなことも生徒たちと一緒に考え伝えていく仕事も、塾は担っているのかもしれませんね。

 

じゅくちょー
じゅくちょー
それでは、今日はこのあたりで。失礼しま〜す!

 

 

たろー
たろー
こんな特別講座も開講中だよ〜!

 

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