まず、はじめに
学力新時代に突入し、『読めない』ことが
これからの学力に対して致命的になる
試験形式や問題形式に様変わりしました。
『つばさ』では、このことを非常に危惧しており
必須課題として、塾にお越しになった生徒全員に
「国語」の演習をしていただく方針となっています。
ご興味がある方は、新井紀子さんの書籍
をお読みいただければ幸いです!
「必修国語」の位置付け
この国語演習に取り組んでいただく時間は
来塾時の冒頭の30分、もしくは
帰宅前の30分前でも構いません。
また、この30分間は、
ハーフコースの月度30時間の中には含めておりません。
すなわち、毎回授業のたびに
無料の30分間の国語の演習時間が増えるということになります。
よって、来塾回数が多くなる生徒さんには
かなりメリットが大きいものとなっています。
もちろん、追加で30分をしたあとで
そのまま国語の演習をし続けてくださっても結構です。
5教科指導に変わりましたが、
指導してほしい教科はいつものように生徒さん本人が
主体的に選んで手帳にて学習管理をして下さい。
学年別の国語課題の進め方
小学生は、「辞書引きワーク」。
◯国語辞典を持ってくるようにしましょう!
●3種類のワークが終了しましたら、「ほーぷ」の進出語句と文章内の知らない言葉を徹底的に調べいきましょう。
中学生は、「読解テキスト」。
◯ Winning国語テキストを持ってくるようにしましょう!
●Winningが終わりましたら、Winning Plusを進めていきましょう。
高校生は、「古文漢文テキスト」。
◯古文/漢文のジャンプアップノートを持ってくるようにしましょう!
●ジャンプアップノートが終了しましたら、ステップアップノートへ進みましょう。
以上のように課題を分けています。
中3用の読解テキストに関しては
高校生が読解テキストに取り組んでも
全く遜色がないレベルの教材を選定しました。
自分には語彙や読解に課題があると
お感じの高校生はお申し付けください。
小学生編
<使用教材>
- 辞書引き道場① ことわざ編:小4〜小6
- 辞書引き道場② 四字熟語編:小4〜小6
- 辞書引き道場③ 慣用句編:小4〜小6
- 論理エンジンキッズ:希望者
- 出口汪の頭のよくなる漢字:希望者
- 辞書引きワークを1回1枚解く。
- 国語辞典を使って、知らない言葉は全て調べる。
- 参考資料の言葉も調べる。
- 参考資料の言葉は、用例も考えて書く。
- 時間以内でも時間以上でも1枚は必ず解く。
- 名前を書いて、採点に提出する。
- 直しがある場合は調べて直す。
- 終了後、辞書引きワーク以外の課題を進める。
中学生編
<使用教材>
- Winning 国語:中1〜中3
- Winning Plus 国語:中1〜中3
- 究極読解 小説・論説:希望者
- 読解に強くなる 国語:希望者
- Winning国語読解教材を進める。
- 「読解問題解答の鉄則」のページを解く。注)このページの内容は、演習前に毎回確認しておくこと!
- 長文内の知らない言葉は調べ、全て調べてテキストやノートにまとめる。
- 必ず「根拠となる部分」を見つけ出し、チェックを入れる。
- 必ず「何を答えなければならないか」を明確にし、チェックを入れる。
- 必ず「傍線部の言い換え表現」を記入し、問題の意図を噛み砕く。
- 必ず「どこが本文とは違っているか」を洗い出し、確信を持って解答をする。
- 必ず「指示語がどこを指しているか」を明らかにし、なんとなくをなくす。
- 15~20分を一区切りとし、途中でも採点に出し、直しも含めて30分を目標とする。
- 一回一題は仕上げることを必須とする。
- もう少し詳細を書いた参考ページ
高校生編
<使用教材>
- エデュケ 中学国文法:高1・高2
- ジャンプアップノート 古典文法 演習ドリル:高1〜高3
- ステップアップノート 古典文法基礎ドリル:高1〜高3
- ジャンプアップノート 古典読解 演習ドリル:高1〜高3
- ジャンプアップノート 漢文句法 演習ドリル:高1〜高3
- ステップアップノート 漢文句形ドリルと演習:高1〜高3
- 超基礎がため 望月光の古文教室 古典文法編:参考書
- 超基礎がため 望月光の古文教室 古文読解編:参考書
- 超基礎がため 三羽邦美の漢文教室 古典文法編:参考書
- ゼロから覚醒 はじめよう現代文:希望者
- 古典教材の前に、まずは「中学国文法」から。注)国文法が得意な生徒は古典から!
- 解説文を徹底的に読み込み、例題を「自己採点」で解く。
- 「練習問題」を解き、採点に持ってくる。
- よく理解できない部分は、「参考書を読み込み」深める。
- 文法編が終わってから、「読解編」に進む。
- 「読解の方法」をよく読み、「基礎演習」の次に「発展演習」を解く。
1週間の教材の進め方
- 小学生は、「ほーぷ」をどんどん解き進めていきましょう。
- ブック→ドリル→テストの順番で進めていきましょう。
- ブックの一単元→ドリルの同じ単元→テストの同じ単元と進めてもOKです。
- 「ほーぷ」のなかで苦手な単元がある場合は、追加のプリントをもらうこと。
- 英語は、中学英語を先取りする場合は「ほーぷ」とは別メニューになるので塾長に相談。
- 平日の授業では、英語・数学・理科・社会は、「みるみる」シリーズを中心に進める。
- 「みるみる」で基本単元を終え、「発展教材」で仕上げる方法でもOK。<発展教材:主に実力テスト/基礎学力テスト対策用>英語:新中学問題演習
数学:重要パターン演習
理科:実践問題集
社会:新中学問題演習
- 土曜日は、必ず学校で進んだ内容の「準拠用教材」を解き進めていく。
・覚えているうちに復習をし、テスト前に慌てて解くと作業学習になる。・忘れた頃に復習をしてしまうと、余計に時間がかかる。 - 日曜日は、必ず学校で進んだ内容の「学校配布教材」を解き進めていく。
・提出期限に慌てなくて済む。・学校教材も理解し丁寧に解けば、それだけでも質の高い学習となる。 - 定期テスト2週間前から、「準拠用補助教材/テスト教材」を解き進めていく。
・1週目は、テスト範囲の補助教材を全て仕上げる。・2週目の直前期は、補助教材のテスト教材や学校教材の復習で仕上げる。 - 実力テスト対策は、テスト1週間前から「発展教材」を解き進めていく。
・対策の必要性を感じない生徒は、通常通りのルーティンでもOK。・実力テストは「実力」で受けることもあり。
基本のルーティンは中学生と同様です。
- 平日の授業では、「英語・数学」を中心に進める。
- 土/日曜日は、必ず学校で進んだ範囲の全教科分の「学校配布教材」を解き進めていく。
- 定期テスト2週間前から、「学校配布教材&塾配布教材」を解き進めていく。
- 実力テスト対策は、テスト2週間前から「テスト範囲の学校教材」を解き進めていく。
<英語の流れ>
1)英語は、「Spiral 1, 2」を単元別で進める。
2)1)終了後、レベルを上げながら3週目→4週目プリントを解く。
3)2)まで解き終え、一つの文法単元が終了。次の文法を1)から進める。
<数学の流れ>
1)数学は、「4STEP/ CLEAR」を単元別で解き進める。
2)1)終了後、「塾作成の単元別テスト」を解く。
3)2)で間違った問題の追加演習をしてから、次の単元に進む。
その他、理科や社会は定期テスト前から使用教材を配布します。
大学受験生は別のカリキュラムで志望校に合わせた内容を生徒と相談しながら計画していきます。