基礎学力テスト

令和4年度 第二回基礎学「社会」の問題分析(2) 

杏ちゃん先生

こんにちは!杏ちゃんです!

歴史の出題範囲は?!

第一回と同じく全体的には問われていますが、

過去の傾向をみる限り

室町時代から明治時代が主に出題されています。

大問3:ヒントが多く散りばめられている

ここの問題は、

大きな得点源となる部分だと思います。

問題文だけでは難しいと思われることも、

カードにヒントが書かれています。

ヒントの書き方も、

教科書で習った文言通りのものが多いため

答えられる問題が多いはずです!

ただ一つ気をつけるとすれば、

歴史的な流れがわかっているかどうかです。

学校の授業では、

飛鳥時代:出来事→政治→文化

奈良時代:出来事→政治→文化のように

各時代に分割して習います。

そのため、政治や文化だけをピックアップされ

全体の流れを問われる問題になると、

一気に分からなくなってしまう

生徒さんが多い印象です。

そのため、語句だけを覚えていくのではなく、

政治であれば政治、文化であれば文化のように

なぜそのように変化していったのか

理由も考えながら流れを勉強していく必要があります。

しかし、今回はヒントも多かったので

答えることが出来ていたはずです!!笑

大問4:周辺知識も入れていこう!

大問4でも、特に難しい問われ方はされておらず、

定期テストでよく出題される問題ばかりでした!!

(1)漢字指定で出題された

勘合貿易の問題。

こちらは、平成20・23・28・30年の

第一回から第三回まで出題されている

人気問題です!!!

なぜ、勘合を使用しているのかの理由を

記述で書かされる問題も多いため、

今一度復習しておきましょう!!!

(4)②の問題も『つばさ』の生徒さんは

絶対答えて欲しい問題です!!!

なぜなら、社会の丸つけの際によくスタッフから

「関税自主権や領事裁判権の説明をして」と

言われてきているはずだからです。

それぞれがどんな権利なのかを

きちんと答えられるようにしてもらいたくて

何度も何度も質問をしてきました。

ここはラッキー問題だと

思ってほしいところです。笑

また、(5)ベルサイユ条約のような

1900年代には、歴史の流れによって

国どうしで多くの条約が結ばれました。

条約を結ぶきっかけとなった理由や

どんな内容だったのかなどの

周辺知識も必ず頭に入れるようにしましょう。

ちなみに、R1の第二回基礎学力テストでは

ポーツマス条約が問われていましたよ!!

(6)は難しく感じた生徒さんが

多かったかもしれません。

世界恐慌前の1928年を境に、

鉱工業生産指数が急上昇している国を

ご存じでしょうか??

日本、アメリカ、イギリス、ソ連の中で

世界恐慌の影響を受けていない国があります。

それが、ソ連です。

ソ連は、この時すでに社会主義の政治を行っており、

国が何をどれだけ生産するかなどの計画を立て

遂行していました。

これを、五ヵ年計画と言います。

そのため、他国との貿易などで

経済を発展させていた国とは違って、

世界恐慌の影響を受けなかったといいます。

その知識があるかどうかも大切ですが、

この時の各国の対応を

きちんと説明できるのかも重要です。

今回は、ソ連が出題されましたが

アメリカやイギリスが出た場合でも

答えられるようにしておきましょう!!

総括(大問3~4)

歴史分野の出題は

易しい問題が多かった印象です。

また、過去に出題されている問題も多いため、

第三回への対策にも過去問を解くということは

役に立ちそうです!

テスト範囲を終わらせるだけではなく

歴史の流れを理解し、

『これも聞かれそうだな』という

周辺知識も頭に入れるようにしましょう!!

社会は覚えることが多いですが、

他の教科に比べると難易度は

例年安定して難しくはありません。

後回しにされがちですが、

ぜひ、得点源として

積極的に勉強してみてくださいね!!!

次回は、公民分野を見ていきます!!

杏ちゃん先生

今日はここまで!杏ちゃんでした!

たろー

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