『2021年度 共通テスト、本試験英語の問題分析』
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(2021年度、第三回基礎学平均情報、全中学でそろいました!情報提供、ありがとうございました!)
本日は、共通テストの英語の問題分析の雑感をしてみようと思います。
細かなところに関しては、各予備校さんの方が詳しいと思います。
全体的な感想としてはどんな点が変わっていたのかを
ざっくりとお伝えできればいいかなと思います。
【リーデイング】時間内に解く力があるならば、易しいと言えるか!?
大学入試センター平均点中間集計は、「63.29点」となっています。
昨年よりも、単語量としては500語近く増えている中で、
昨年の傾向とは違う問題からスタートし
若干の戸惑いはあったかも知れません。
1年間を通して、マーク模試では
大問1に関してSNSのメール文形式のものしか
出題されていなっかったのではないでしょうか?
それがいきなり、
ポルトガル語でのフルーツの説明から始まるというトリッキーさ!
もちろん、大問数や配点の変化はないものの、
徹底的な演習量による「慣れ」がこの平均点に到達した所以かも知れませんね。
受験生たち、本当によく頑張ったと思います。
<2022年度共通テスト英語の雑感>
- 全体的には、設問数が1題減少し、マーク数が1つ増加。
(ここに関しては、何も影響がなかったかな?)
- 先ほども書きましたが、総語数が約500語増加。
(昨年からまだ増えるというね。。。)
- イラストなどのビジュアル情報が全ての問題に。
(逆に解きやすくなったという感想もあるでしょうね!)
- 大問1の本文が携帯画面から料理本のフルーツの説明に。
(しかもポルトガル語のフルーツ名の表記!?)
- 評価表から、図書館の案内に関するものへと変化。
(ここのラストの問題は、かなりややこしかったかな”?)
- 第2問・第3問にイギリス英語の表記が!?
(“programme”, “first floor”, “third floor”, “ground floor”, “2 August”, “organise”, “flat”, “summarises”, “learnt”, “realise”, “travelled”, “minibus”, など
※特に知らなく ても対処可能。
「あれ?知らん単語だ!」と思うとドツボにハマる可能性も!?)
- 昨年出題された “fact” と “opinion” を区別する問題は半減。
(苦手な生徒もいるので、ラッキーな変化だった点かも?)
- 時系列順に並べる問題は、昨年同様ダミーが1つ配置。
(起こった順に文章が並んでいない、という文体は昨年と同じだった!)
- 大問4の電化製品の購入問題の “over X” は “X” を含まないと分かるか!?
(“more than X” が昨年の第2日程問題に出題されていたぞ!)
- 大問5は昨年の「物語文」から「伝記文」と変更。
(昨年の第2日程の問題と同様で、この問題を解いている子はニヤリ!?)
と言う感じですね。
処理速度の差で点数が決まってくる問題であり、
これは新しい時代の学力と言えるかどうかは微妙な感じです。
ですが、努力が報われるタイプの問題でもありました。
二次の難関英語を突破しようと思っている生徒にとっては、
解くスピードを意識すれば簡単だと言えます。
共通テストが自分のゴールと想定して3年間を過ごしている生徒にとっては、
難しすぎる文法も出題されるわけではなく、
愚直に単語と文章読解だけに取り組めば結果がでます。
こう考えると、バランスの取れた問題だとも考えることができますね。
ふぅ、疲れた〜!
ちゃん♪ちゃん♫
学校