最近、全国で教員志望率が
低下しているというニュースを見ました。
ニュースで取り上げられていたのは、
長野県の小学校志望率です。
2021年の小学校の倍率は2.61倍となり、
初めて3倍を下回ったそうです。
徳島ではどうか調べてみると、
小学校が3.3倍、中学校が4.3倍
高校が8.8倍となっていました。
上記の志望率が3倍を切ると
「人材の質の維持が難しい」と言われており、
県教育委員会も「優秀な人材を確保する点から、
極めて憂慮すべき問題」と捉えているようです。
徳島の小学校でも、
志望率が3倍を切ってしまうのは
時間の問題に思えます。
一方で、私の周りには
教員になった友人がたくさんいます。
私自身が教育関係の大学を
卒業した訳でもなく、
友人が全員教育学部に
所属していたわけでもないのですが、
気付いたら多くの友人が生徒に学問を教える
立場になっていました。
徳島県で栄養教諭として働いている友人や
県外で養護教諭、大学で授業をしている友人もいます。
噂で聞くような
「ブラック」であるかどうかは
その地域の学校によるのでしょうが、
それでも友人たちは
毎日子どもたちのことを考えて働いています。
私自身、友人から仕事の様子を
直接聞くことができるので
実際の状況を理解することができます。
しかし、そのような環境ではない限り
大変そうというイメージだけが
一人歩きしてしまうでしょう。
その職業の実態を
「知る機会がない、知る方法がわからない」からこそ、
イメージで仕事を選んでしまう人が多いのです。
きっと、大変な仕事であることは
事実だと思いますが、
それは他のお仕事もきっと同じです。
今目の前にいる
『つばさ』の生徒さんも
今後自分の道を自分で選ぶ時がきます。
その時には、なりたい職業や
実現したい未来がより現実的になるように
何かお手伝いできたらと思います。
ですので、皆さんの興味のある
職業や憧れの生活など
機会があればぜひ教えてくださいね!!