『その不安は意味のある不安!?』
大学入試共通テストまで、あと60日!
公立高校入試まで、あと113日!
第二回基礎学力テストまで、あと1日!
中学校別:基礎学平均点情報ページは、コチラ!
情報解禁!じゅくちょー共著の書籍は、コチラからご予約できます!
さぁ、いよいよ明日に迎えました。
第二回基礎学力テストです!
緊張していますか?
不安を感じていませんか?
不安には、
意味のある不安と
意味のない不安があります。
記憶に新しいと思いますが、
今年コロナ禍で実施された東京オリンピック。
アスリートたちは、
どのような心境で自分のピークを
本番にまで持っていったのでしょうか?
あまり聞きなれない言葉かもしれませんが、
「ピーキング」という言葉をご存知でしょうか?
トップアスリートが大会・試合に向けて行う
直前の体と心の最終調整のことを指します。
極度の緊張と不安の中で、
自分の体と心のピークをいかに本番に合わせられるか。
本番の結果は、本番までの在り方で決まるといっても
過言ではないのでしょう。
では本日は、一般社団法人フィールド・フロー代表の
柘植陽一郎さんが提唱するメンタルトレーニングの
エッセンスをご紹介してみようと思います。
この考え方の中で、
自分の中の意味のある不安と意味のない不安を見つけ出し
明日の本番に向けたメンタル作りを
実践してみてくださいね!
本番発揮力を上げる6つのスキル
1:コントロールできることとできないことを分けて考える
たとえば試験当日の天候はコントロールでません。
早めに出発するなど悪天候に備えた準備はできますよね。
本番、出題される問題の難易度などはコントロールできません。
ですが、緊張していても自分のやるべきことに集中することはできます。
コントロールできないことを思い悩むより、
できることは何かを考えることが大切なのですね。
2:「△△しない」⇒「○○する」に変換
たとえば「緊張しない」と思っていても、
そう思った時点で意識は「緊張」に向いてしまうものです。
こんなときは、試験後にや入学後にやりたいことなど、
別のことに意識を向けるようにするといいでしょう。
例えば、今から書かれている言葉をイメージしないでくださいね。
『ピンクの・・・・象』
さて、あなたは想像をしないでいられましたか?
しないことよりも、やるべきことに意識を向けましょう。
3:想定外の対応に慣れる
普段から想定外の事態が起こったとき
「まぁ、ちょうどいいかな」とつぶやくのがオススメ。
加えて「ほなって、」と続ければ、
脳はちょうどよいと思える理由を考え始めます。
明日、全く見当もつかない新傾向問題が出題されたと仮定します。
「まぁ、全くの新傾向問題か、ちょうどええわ。
ほなって、全く見たことがないってことは、案外簡単な部分もあるってことやし。
問題の条件だけに注目して、余分な情報に惑わされんようにしようや。」
ぐらいの心構えが本番でできるように、
あらかじめ想定しておくことが大切になります。
4:「切り替えスイッチ」を作る
本番でリカバリーが必要な場合、
自分をよい状態にできるジェチャーなどを決め、習慣化しておきましょう。
目を閉じて深呼吸するなど、試験会場でもムリなくできるものはあります。
特に、時間配分が苦手で時間をかけ過ぎる傾向がある生徒さんは、
解答用紙の大問ごとに、
でっかく「〇〇分まで!」と書いておくことで
時間を意識することは可能です。
気持ちでカバーするのではなく、
具体的な行動目標を目に見える状態にしておくことが大切です。
5:環境、相手に合わせた対策
アスリートは、競技場のコンディションや
相手の技などを想定した練習も大切になります。
受験生なら過去問演習や試験場の雰囲気を想定した
対策をしてお具ことも大切ですが、
もっと大切なのは本番と同じ服装や同じ筆記用具を使って
同じ時間設定で解く経験を重ねておくことも重要です。
ボクサーの井上尚弥選手は、スパーリングの際にも
常に本番と同じ服装で練習するほどの想定のしようですから。
6:プレッシャーに対する考え
トップアスリートもプレッシャーは必ずあります。
「プレッシャーを感じて当然」という意識で、
プレッシャーがかかったとしても、
自分にやれることは何か?
自分のやるべきことは何だったか?
ということに集中して、
プレッシャーがあってもなかっても
自分の中の「いま・ここ・やるべきこと」
だけに目を向けるようにしましょう。
さぁ、いかがだったでしょうか?
明日へのヒントとなりましたか?
この考え方は、本番にまで生かすことができます。
無用な不安に心を毒されることなく、
やるべきことに集中してくださいね!
ちゃん♪ちゃん♫
学校