ここ数年でよく耳にするようになった
「ICT教育」
「ICT教育」とは
ICTとは「Information and Communication Technology」の略称で、
情報通信技術のことを指します。
この情報通信技術を教育現場で用いた取り組みを「ICT教育」と言います。
新型コロナウイルスの感染拡大により、
学校での対面授業が難しくなった現在では
「ICT教育」の必要性がますます高まっています。
今年行われた徳島県の教員採用試験でも
「ICT教育」に関する問題が出されたと聞きました。
私が学生の頃は、
情報の授業でパソコンを扱う時間があったものの
タブレットを一人1台持って
授業を行ってはいませんでした。
あの頃とは時代が変わってきたのだと
実感します。
大学もオンライン授業が
当たり前になってきており、
一つの教室で学ぶという感覚を
体験することがなくなってきています。
朝、眠たい目を擦って
「おはよー!」と言いながら
席に着くという風景がなくなると思うと
なんだか、寂しい感じもしますが、
時代に合わせた教育方法が
求められていることもわかるので
仕方がないとも思います。
ここで、もう一つ感じたことは
教育する側の変化です。
急な環境変化で
今まで対面授業の準備をしていた先生方は
画面越しに伝える準備をしたり、
機器を使用した授業方法を
考えなければならなくなりました。
ですが、『つばさ』では
未だ対面での指導を継続しています。
もちろん、感染対策はきちんとした上でです。
その理由として、
生徒さんの学習の質を担保するためには
対面で目を見て考えを直接聞きながらの
指導が有効だと考えているからです。
更なる環境の変化で
オンライン対応をせざるを得ない場合は
もちろん全力で対策するのですが、
可能な限り生徒さんとは
直接話ができる環境を作りたいと考えています。
一方で、「ICT」を使った指導の方が
適する場面も出てくるはずです。
県外に自由に出れない今、
動画や写真で実物を見たり聞いたりすることができるのは
「ICT教育」の特権だと思っています。
これから先、どうなるか予測できない現代ですが
その都度、生徒さんを1番に考えた教育を
進めていく必要があるのだと改めて感じました。
子どもたちがのびのび勉強できる環境を
一緒に考えていきましょう!!