『理想的な子どもたちへのほめ方とは!?』
大学入試共通テストまで、あと201日!
公立高校入試まで、253日!
なかなか、子どもたちをほめられない方々、
いらっしゃるかもしれませんね?
実際、子どもたちをほめることは技術的に難しいものです。
じゅくちょーは、あまり親からほめられた記憶がありません。
ですから、ほめられなくても子どもは育ちますが、
自覚症状はあるのですが、ひん曲がって育ってしまうことも
忘れてはならないかもしれません(笑)
スタンフォード大学の社会心理学者マーク・レッパー教授と
その弟子であるリード大学のジェニファー・ヘンダーロング教授が、
「ほめ方」研究から4つのポイントがあることを指摘しています。
- 「真実味があるか」
うそっぽくほめていませんか?
それはむしろ、逆効果となります。
ほめた言葉に矛盾する事実がすぐに見つかるなら、
ほめたことの真実みが失われてしまいます。
気をつけてみましょう。
- 「何をほめるか」
自分の固定的な才能や性格ではなく、
努力のプロセスをほめることが子どもたちには重要となります。
ですが、なんでもバランスが肝心です。
努力を強調しすぎても逆効果の場合もあるのが難しいところ。
努力を必要としない簡単なことを必要以上にほめてしまうと、
自分は簡単なことでも努力が必要であり、
自分の能力が低いと評価されているのだ勘違いしてしまうのです。
- 「ほめて釣るのが目的化していないか」
教育的なサポートをするのはいいです。
ですが、ほめることで子どもの行動をコントロールしようとしてはけません。
子どもは親が自分をコントロールしたいために褒めていると機敏に察します。
その後のほめ言葉を変にとらえ、子どもとの関係性が悪化したりしてしまいます。
また、ほめ言葉をさらに期待した行動をとるようになると危険です。
ほめ言葉自体が「報酬化」してしまう場合もあるからです。
「報酬化」してしまうと、報酬のないときは一切やらなくなります。
- 「能力を比較していないか」
他者との比較によるほめ言葉によって、
子どもは一時的に強く動機づけられることがわかっています。
しかし、長期的には問題があるのです。
比較的な評価が悪くなることが起こった場合、モチベーションが崩れかねません。
ただ、他者との比較は小学3、4年くらいから意識し始める子が多く、
それより小さい子であれば影響は最小限に抑えられます。
能力をほめる場合は、その場でできたことを肯定的に評価するのが効果的です。
いかがだったでしょうか?
ほめる言葉も技術の一つです。
無意識にほめ言葉を使っている方は、
その使い方に注意を向けることで武器にすることが可能です。
友だちへの言葉、夫婦での言葉、部活動での言葉、職場での言葉。
ちょっとした意識と心がけで、
みんながみんなご機嫌に時間を共有することが可能のなのです。
あなたの一番最近のほめ言葉はは、何だったでしょうか!?