『ヤバさが分かった高校数学!?』
大学入試共通テストまで、あと237日!
公立高校入試まで、290日!
本日から中間考査が始まる高校もありますが、
市内の主要高校ではすでに返却も始まっています。
数学、いかがでしたか?
ショックを受けているのならば、
それはまともな感覚だと言えると思います。
なぜなら、数学が大の得意教科であって
中学から高校数学の先取りをし
入学の時点ですでに数学2Bなどを解いている生徒であっても
評定5の基準である80点から大きく下回る結果と
なることもあるのが高校数学の現実だからです!
では、それほどまでに難易度が高いと言えるのでしょうか?
いいえ、そうではありません。
学校によって使用している教科書とCLEARや4STEPの
「基本問題」から「膨大に」出題されています。
仕上げる必要があるレベルは、
「みた瞬間に解法までの道筋が見えて書き始められる」レベルです。
さぁ、今回の範囲をそのレベルまで高めていたでしょうか?
「ある程度、問題を見たら解けるレベル」
で留めている状態では、
時間内に解き上がらなかったのではないでしょうか?
高校の学習内容が求めるレベルは、
このレベルが標準となります。
「基礎が身についているレベル」も同様です。
点数だけを見て、応用問題が解けないから
点数に繋がっていないと判断するのは時期相応です。
正直なところ、過去のセンターや共通テストで
求められている学力は「基礎の徹底」ですから。
問題の本質まで深く理解し、
何が問われているのかを瞬時に判断し、
基本に忠実に丁寧に解き切ることが求められています。
まずは教科書レベルの原理原則の理解が最優先。
原理の証明などを解かされることも
今後の記述模試ではあり得ることでしょう。
そして、演習テキストであるCLEARや4STEPを完璧になるまで
何度も何度も繰り返し、見た瞬間に何を問われているのか判断できる
ようになるまで愚直に解き込むことが必要です。
そこから、青チャートやフォーカスゴールドを解くことで
発展応用力をつけることが可能になります。
ですが、本番の共通テストではまだ足りません。
本番を想定した形式での経験も必要になります。
マークで数学を解くことに不慣れな状態では、
マーク独自の数学の問い方にまごつく可能性もあります。
数学だけでも膨大な演習量と演習時間が必要な大学受験。
到底、高3からの受験勉強で間に合うはずもありません。
徳島のぬるい高校受験のノリのまま、
大学受験を見据えているとするならば
もう手遅れの状態になってしまっているかもしれませんよ?
簡単すぎた中学の時代の模試やテストの点数の栄光を引きずり、
90点以下の点数を見てヒステリックな反応をしてしまう親御さんは
いらっしゃいませんか?
よくよく考えてみてください。
中学時代には全員が90点台を取る生徒たちが
入学している高校で、全員が90点台を取ることができる
テストを作ることの方が問題ですよね?
高校からは大事になるのが「偏差値」です。
もちろん、評定も大事になりますから80点以下にならないことは
求められはしますが、平均点次第で80点を下回っても
評定5をもらえることは十分にあり得ます。
高校からのデータの読み取り方へアップデートをしていき、
限られた学習時間をいかに効率よく分配し、
最大効果を得られる学習スタイルへと進化していきましょう!
浪人をする覚悟があるのならば、全てのテスト全ての教科で
9割以上を求めて隅から隅までの学習をすることもいいでしょう。
一生に一度しかない高校生活。
部活動の思い出も作りつつ、高校生活をエンジョイしながら
学力的なものをカバーしていこうと思うのならば
空いた時間は全て学習に費やす覚悟が必要なのです!