『伸びない習慣とは!?』
大学入試共通テストまで、あと242日!
公立高校入試まで、295日!
生徒たちの学習風景を毎日見ている中で、
「これは学習効果が下がってしまうな」
という習慣を持っている生徒たちがいます。
全国の塾長さんたちの情報交換の中でも
「伸びない習慣あるある」
の話が話題になることがあり、
色々な方法で指導なさっているとのことでした。
『つばさ』は個別演習塾です。
一斉授業の塾でも個別指導塾でもありません。
その特殊な授業スタイルの中で、
あまり好ましくない学習方法をしていると感じたものを
少しピックアップしてみようと思います。
- 帰宅時間直前に、解いた問題の採点を持ってくる
<OKポイント>
・大量の問題演習・長時間集中
<BADポイント>
・間違いをより強化してしまう練習
・直しができないまま帰宅
【こう変えてみよう!】
・基礎内容や標準練習などの、セクションごとに持ってくる
(こうすることで、ミスを強化すること避けられます)
・採点が空いているときに、ちょこちょこ持ってくる
(採点する量が減ることで、採点時間も短くなりより効率的に)
- 「全部分かりません」と持ってくる質問
<OKポイント>
・講師を頼ってくれること・素直さ
<BADポイント>
・解くための手掛かりすらも見つけようとしていない
・自分が何が分かっていないから解けないかという分析をしていない
【こう変えてみよう!】
・「この問題は〇〇だと思ったのですが、あっていますか?」
(分からないなりにも、仮説を立ててみることで経験値となる)
・「この問題を解くには、何をまず分からなければなりませんか?」
(なぜ解けないかの原因分析をすることで弱点補強となる)
- 「なぜそうなったのか説明できない」まま解きっぱなし
<OKポイント>
・分かっていないながらも解こうとする心意気・仮説を立てて解いているとすると、丸が入れば仮説が正解となる
<BADポイント>
・たまたま丸が入ってしまった場合、意味のない学習となる
・「分からないを分かるに」これこそが学習の目標ですが達成していない
【こう変えてみよう!】
・学習内容は、自分なりに頭の中で人に解説するようにしながら問題を解く
(こうすることで、自分の分かっていないことも明確になる)
・解答以外の選択肢なども、なぜ違うか説明できるようにする
(こうすることで、学習効率が何倍にもなっていく)
パッと思いつくことは、この様なことでしょうかね。
採点した部分を直さずに帰ってしまう姿は
正直なところ「えっ!?なんでそんなことが!?」
とカルチャーショックではありました(笑)
同じような行動をしている生徒たちに聞いてみると
「〇〇では、いつもこういうスタイルでしたので」
との返答が!
習慣って恐ろしいですね。
伸びない学習習慣を付けるために習い事に行っているのですから。。。
明日は、東京のとある学習塾関連企業のお知り合いが実施した
「現役東大生302名にアンケート!「東大生は幼少期どのような生活を送っていたのか」実態調査」
をご紹介しようと思います!