昨日に引き続き、令和2年度の第二回基礎学
国語の問題分析の後半をしていこうと思います。
後半戦は、古典と小説と作文です。
ですが、ちょっと忙しすぎて、
本日は古典だけを。。。
では、いってみましょう!
- 12月の冬休み前に、移転が決定しました!
- 移転に伴い、若干名の生徒募集を行います。
- 来年度の春期講習会からのご入塾のご予約は10名(仮)の予定です。
- 日本史と世界史が大好きな図書館司書さん!一緒にスタッフとして、塾に図書室を作りませんか?
大問3:漢文「論語」より
古典久しぶりの「漢文」でした。
特に有名な「論語」から。
漢文+書き下し文+現代語訳のセットでの問題。
このセットがあれば、難易度は易しくなりますね。
(1)は、現代仮名遣いの問題。
「雖(いへ)ども」
これを現代仮名遣いに直すだけ。
答えは、「いえども」ですね。
(2)は、返り点を書く問題。
「執リテ事ヲ敬ニ、与リテ人ニ忠ナルコト」
書き下し文がありますので、相応しい現代語訳となるように「レ点」を打つだけでOK。
答えは、「執リテレ事ヲ敬ニ、与リテレ人ニ忠ナルコト」となります。
(3)は、内容説明問題。
「この話の中で「子」が「仁」を行う上で大切だと言っている態度は何か。
訓読文から三つ、それぞれ漢字一字で抜き出して書け。」
訓読文からの抜き出しですが、まずは書き下し文からの意味を考えてから。
書き下し文の漢字一字の意味がわからなければ現代語訳と照らし合わせる。
そうすると答えは簡単、
「恭」「敬」「忠」ですね!
(4)は、現代語訳問題。
「棄つべからざるなり。」に入る現代語を選択せよ。
ア:「すぐ捨て去るべきことです。」
イ:「忘れてはならないことです。」
ウ:「捨て去ってもよいものです。」
エ:「忘れてしまうものなのです。」
「〜べからざるなり」の意味は
もちろん「べきではない」ですね。
よって答えは、「イ」となります。
(5)は、内容要約問題。
Ⅰ:「子曰く、故きを温めて新しきを知れば、もつて師たるべし。」を表す四文字熟語を書け。
そのままの漢字、「温故知新」ですね。
Ⅱ:「仁」を、現代の私たちの生活にどのように生かしていきますか?
私は友達に悩みごとを相談されたときには、( Ⅱ )ようにしたいです。
これは「仁」の意味を知っていれば、本文の意味すら知らなくても答えられるサービス問題でした。
「親身になってよく聞いてあげる」などでオッケーですね!
今回の古典の内容は、非常に簡単でした。
いつものような内容を読み解くような深い読解はありません。
ということで、本日は朝からミーティングと
13:30から22:30までずっと立ちっぱなしで
指導しっぱなしの13時間勤務です(笑)
明日、残りの小説と作文の問題分析をアップしたいと思います。
あー、疲れた〜!
ちゃん♪ちゃん♫
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