『5月7日の、デイリー賞!』
1週間のお休みが終わりました。
あまり休んでいる感覚はありませんでしたね(笑)
毎日、手帳の添削となどなど仕事は山積みでしたから。
さて、今週のテーマは講演や作品を見ての感想です。
今日はショートムービーです。
コロナで特別に無料で見られるようになっている作品です。
https://www.youtube.com/watch?v=twBnzoVhnEg
では、デイリー賞の発表です!
5月7日のデイリー賞
今日は高校生には、作品内の比喩表現を見つける課題を与えました。
「何を言わんとしているか?」を掴もうとしなければ、
決して国語という教科で求められる読解力は育っていきません。
小・中・高生それぞれの中から、選考させていただきました。
ショートムービーに描かれている哲学的な表現や人生訓などは
小学生にはまだまだ受け取ることは難しい面もあるでしょう。
その中でも、「いじめを絶対にしない」と強く語れることは
とても勇気がいることだと思います。
じゅくちょーは小学生の頃、イジメられもしましたが
イジメていたこともあります。
人間はなぜいじめるということをしてしまうのでしょうね?
イジメないと宣言できるあなたを、尊敬します!
次は この方!
基本的には、人は経験論でしか語ることはできません。
ですが、その経験論を超えられる能力も持っています。
それが「想像力」です。
人間は相手に成り替わることはできません。
ですが、相手の気持ちになる想像をすることで、
自分という存在を拡大して考えられるようになるのでしょうね。
傷つき傷つけるという経験をしながら、
生徒たちが他者をおもんばかり、
そして自分を大切にできるようになっていってもらいたいです。
そして最後は、この方!
高校生は作品中の「比喩」をどう捉えるかという課題でした。
その中でも、「壁」をどう見立てたものかという視点で、比喩を感じ取ってくれました。
作品の冒頭で、壁の外も内も「どちらもオレには同じに見えた」という表現があります。
中学生の中にも、この表現に言及してくれた生徒もいましが。
この壁が何を意味しているのか。
なぜ一人でダムキーパーをしているのか。
読み取り方には数多くの道筋がありそうですね。
いかがだったでしょうか?
ショートムービーには、短い時間の中にギュッと
エッセンスが詰まった作品が多くあります。
その言葉もない作品の中から、どのようなことを感じ取るのか。
常日頃から、一つの物事に対して「なぜだろう?」「どういうことだろう?」という
姿勢が読解力を育みます。
それは同時に、「なぜだと思う?」「どういうことだと思う?」と
日常的に問いかけという会話がなされてきたかどうかだと思います。
あなたは、どんな自問自答をこの作品から発生させたでしょうか?
手帳の全国大会などの詳細は、ここからご覧になってください。