勉強することに、やる気は必要か？

 

 

 

先日の面談のなかの一コマです。

「息子は、毎朝いや〜な顔をしながら起きてきて、

しぶしぶ毎日塾に向かっているんです。」

 

いいですね！

「しぶしぶ毎日塾に向かう」

ここがもっとも大事です。

必要性があると本人が感じている証拠ですから。

 

やる気があるから勉強する？

ナンセンスです。

やる気がなくても、やる空間であることが

塾では非常に大切です。

 

周りを見渡せば、一言も話さず黙々と演習し、

ペンの音しか聞こえない空間。

学ぶ以外のことができない空間。

もちろん、その空間ですら自分で

「やるもやらないも」決めればいいのですから。

 

言われなければやらない？

それは、言っているからやらないのです。

言われなくてもやらざるを得ない空間に身を置くこと。

 

塾の役割はこのようでありたいものです。

隠れて使っているつもりでしょうが、

スマホをいじっている新中３生もいます（笑）

バレていないつもりでしょうけども、

居眠りをしている生徒もいます（笑）

 

全部自分に跳ね返ってくるわけですから、

その報いを受けた時に、じゅくちょーがチクリというわけです。

「ほれみたことか（笑）自分の今までの歩みを振り返ってみようね（笑）」

 

失敗の責任と反省を、自分で受け入れることが

子どもたちの心身の発達には欠かせないことなのでしょうね！

じゅくちょーはみていないようで、キミのことを実はみていますよ〜！