英語に関しては、それほど問題分析をしてきませんでした。
なぜなら、徳島県の入試などは度外視した英語力を身につけさせていたからです。
ですが、少しでも傾向と対策で点数を1点でも多く取らせてあげられるなら、やりましょう!
ではでは!
どーも、塾講師歴17年、37歳3児のパパで認定心理士、じゅくちょー阿部です。
国語的な選択問題形式に!
まずは、問題分析シートを貼っておきます。
これが、平成26年度の問題分析です。
そして、これが平成30年度、すなわち去年の過去問です。
最後の砦、長めの長文の単語数が、優位に増えていますね。
ですが、その点よりもむしろ、選択問題の解答の選び方が特徴的になっています。
今年の第一回の基礎学英語でも同様でしたが、本文に書かれているそのままを抜き出して選ぶという単純な出題の仕方ではありません。
本文中では、「それが見られるのは、半年足らずしかないのです。」と書かれています。
ですが、選択肢では「それは1年後には見られなくなってしまいます。」とあります。
もちろん、同じ意味です。
ですが、英文で書かれていことも相まって、「違う意味」と判断してしまう国語力の生徒もいることでしょう。
英語も言葉ですから、思考して答えを選択することを求めているのでしょう。
この形式は平成26年度の選択問題にはありませんでした。
条件英作が変わってきている!
ここ近年の傾向ではありますが、長文の流れの中から英作文が出題されるようになりました。
しかも、平成26年の条件英作では、ガチガチのどちらかというと英訳に近い英作文。
ですが、近年は表にデータをまとめてあり、その中の情報をまとめて作文する形式に。
かなり自由度が高く、採点者も大変だとは思いますが、私としては好意的にこの変化を受け止めています。
英語力以上に表現力や判断力を求めているこの変化は、入試でも感じられます。
入試を意識した基礎学の変化は、より実践的で生半可な対策では攻略できません。
単純に単語を覚え、文法を覚え、暗記中心の学び方に警笛を鳴らしているように感じます。
長文の作りも、変則的なものが多い!
「この辺を読んでおけば、こういったことが書いてある。」
昔の長文対策では有効でしたが、最近のものはそうではありません。
まとめは最後、問題提起は始め。
国語の現代文でもそうですが、そのような単純な文章を掲載しなくなりました。
もちろん、これらのルールがハマるときもありますが、変則になって途端に崩れてしまいます。
王道の英語力を身につけること。
スピーディに、かつ正確に文章全体を読む力。
段落ごとのテーマを一言でまとめながら、全体像を掴む国語力。
英語であっても、これらのことを求める時代になってきたのです。
これからの時代の子どもたちは、本当に大変ですね〜(笑)
ちゃん♪ちゃん♫
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【フォーマット】
「 中学校」
合計平均:「 」点
国語平均:「 」点
数学平均:「 」点
社会平均:「 」点
理科平均:「 」点
英語平均:「 」点
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