プライミング効果とは、
『人は使った言葉に、
ふさわしい人物を体現する』
傾向のことを言います。
ん？どう言うこと？
ニューヨーク大学のジョン・バルフ氏の実験です。
大学生を何チームに分けて、
いくつかの単語群から短い文章を作ってもらう。
このワークをすることだけですが、
１チームだけ、単語群に高齢者をイメージさせる
（しわ、忘れっぽい、孤独、白髪、杖）
などの単語が混ざっ田母野で文章を作ってもらった。
その後、別の場所に移動してもらう。
その結果、
高齢者単語チームの学生たちは
他のチームの人よりも明らかに
歩くスピードが遅かった。
他にも様々な実験があるのですが、
人は触れる言葉や使う言葉に引っ張られて
その言葉に似合った行動を取る傾向があるのです。
これは、驚くべきことですが
何となく分からないでもないのではないでしょうか？
しかも、これは言葉から行動だけではなく、
周囲の行動に影響を受け、自分の行動を変え
言葉さえも変わっていく傾向もあるのです。
言葉をいい加減に扱ったり、
気の抜けた態度を取ることで、
『自分らしさ』というものから
離れていってしまうのです。
特に朝起きて、一番最初に見る言葉や、
聞く言葉・使う言葉は、1日の感情に
強く影響を与えると言われています。
皆さんは、どんな言葉に触れて
1日を過ごしていますか？
そして、どんな言葉に囲まれて
育ってきたでしょうか？
今、あなたが使っている言葉、
行なっている行動は、
あなたの周りに常にある
言葉と態度によって影響を受けたものです。
願わくば、皆さんが
『自分らしさ』を見いだせる
『自分にフィットする』言葉や態度で
今があることを！
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