いよいよですね。
第二回の基礎学が明日、
執り行われます。
本日もわんさか受験生たちがお越しになり
過去問演習に余念がありませんでした。
いちばん多く解いた生徒は、
令和元年から令和5年までの
5教科5ヵ年分です。
この演習量をもってして
明日はどのような結果をだせるかが
楽しみで仕方ありません。
今日は、そんなお話です。
この5年の過去問の印象は!?
令和元年から令和5年までの
基礎学の平均点データを分析すると
第一回の基礎学の平均点が
3回分の基礎学の中ではいちばん低い
結果となっています。
難易度的なものもあるのかもしれませんが、
受験生が受験生として目覚めるのは
例年第一回の基礎学を終えてからです。
その難しさや自分の甘さにショックを受けてから
ようやくまともな受験対策が始まっていくからです。
教科書改訂後の印象は!?
中1〜中3の3年間を
新課程の教科書で習い終えてからの
基礎学の問題傾向は、
英語が難しくなった印象ですね。
文法も英単語も増えたことはありますが、
国語的に問題を解く必要もあり、
傍線部の前後だけを見ていれば
見事に引っかかってしまうような
工夫も見られるようになりました。
理科の問題に関しては、
新課程で増えた内容自体が難しいこともあり
知識だけでも負荷がかかった上に
出題される設問の作りが一問一答ではなく
原理原則を問う思考力系の出題傾向に
変わってきたことは大きな変化ですね。
国語社会は逆に簡単になった!?
社会は記述問題は増えましたが、
それでもパターンはある程度固定化されています。
地理・歴史・公民の中では、
歴史の出題傾向が複数回答系になったことや
歴史の流れを並べ替える問題など
複雑な組み合わせを問うような問題など
歴史だけが難しいというパターンも増えています。
数学は元々の難易度が高めであることもあり
読み込み系の問題は増えましたが
難易度が高くなったかと言われると
昔も難しかったのであまり比較対象になりません。
国語は、漢字検定系の語句の知識を問う問題が増え、
暗記的な側面が強くなりました。
文章読解に関しては、思考力を問うがあまり
その場の知識で判断できる問題が増えたことで
全体的には簡単になったと感じます。
まぁ、明日の第二回の内容を踏まえて
第三回と入試本番の戦略を練ってまいりましょうかね!
ちゃん♪ちゃん♫
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校
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