本日の徳島新聞の朝刊にて
徳島北高の学区撤廃に関する
記事が掲載されていました。
アンケート結果も併記されており
それを見た長女がボソッと、
「こんなん、中1中2や気にもしてないし、
困ってない人もアンケートに答えるんやけん
あんまし意味ないんちゃうかなー。」
と。
じゅくちょーも激しく同意です(笑)
今日は、そんなお話です。
学区は誰のためにある!?
そもそも学区制度とは、
誰の利益のためにあるものなのでしょうか?
教育は学生たち、未来を担う
子どもたちのために必要なものです。
学区があることで、学生や子どもたちのために
なっているのであれば納得できます。
しかし、地域の学校の存続を守るということが
目的化しているのではないかと
感じずにはいられません。
存続が危ぶまれるのは、
子どもが減ったことだけが原因なのでしょうか?
地域の親御さんや子どもたち自身から
「選ばれない・必要とされていない」
といことが大きな原因の1つ
なのではないでしょうか?
神山まるごと高専に習う!?
廃校となった場所にできた高専。
廃校ということは、上記の理屈から言えば
・子どもがいなくなった
・ニーズがなくなった
ということが挙げられるでしょう。
しかし、その学校に全国から
引いては国外からも志願者がいるのです。
できたばかりの学校です。
地域の中にはいろいろな意見もあることでしょう。
しかし、それが対立の原因となったとしても
子どもたちと大人たちが手を取り合って
解決のための歩みを進めていけばよいのです。
失敗のない成功はありません。
初めから完璧を望むのは間違っています。
最適解や大吉は、そう易々は手に入りません。
小さな正解や小吉を、みんなの力で
大きな正解や大吉へと持っていけばいいのです。
学区撤廃とセットにすべきは!?
学区撤廃に、じゅくちょーは異論はありません。
しかし、それと同時に高校側に
「学校変革の自由裁量権」
を与える必要があると思うのです。
特色のある学校運営こそが、
これからの多様性を担保する
変化すべき学校のあり方でしょう。
オランダやドイツのイエナプランを導入した学校。
伝統工芸品を作成するような職業訓練校と
ビジネススクールを併せ持つような
次世代型の学校運営も魅力的です。
地域と学校がもっと密接に繋がり合うことで、
そこで生きていくことに価値を感じられるような
新しい学校づくりが地方限界都市には必要です。
そのためには、「お金」の話は避けて通れません。
これからの新しい学校を担う指導力のある教員は、
学校から学校への流れではなく、
学校で指導をするための経験を積むための
学校から社会+ビジネスマインドから学校へ
のような流れも重要になるでしょう。
全員が全員そうでなくても構わないのです。
その割合を徐々に増やしていくことで
これからの時代の変化に対応できる
新たな学校文化が生まれてくるように思うのです。
ちゃん♪ちゃん♫
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校
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