スタッフたち総動員で、
2016年度入試からの出典情報を
データベース化する作業を
おこなってきました。
ようやく、その情報をお披露目することが
可能となりましたので、
基礎学と徳島県の入試情報と絡めて
6日間にわたって情報を公開していこうと
思っています!
まずは、文学的文章のランキングから。
今日は、そんなお話です。
文学的文章、出典第1位は!?
まずは、以下のデータベースが
土台となっていることをご確認ください。
ちゃんと、『つばさ』スタッフ総動員で
データベース化していることの証拠です。
リストは、実に1,000を超えました!
その中から、全国の公立高校入試にて
出典された重複数第1位の作品を
ご紹介いたします!
第1位:出典数10回
『水を縫う』:寺地はるな著
集英社:2020/5/26
データによると、
何と出題された年は
10回とも2021年度入試でした。
出題県は、
宮崎県
群馬県
佐賀県
三重県
大分県
長崎県
徳島県
栃木県
福井県
兵庫県
入試の名称は、
2021年度入試の場合、
「2020年度の学生が2021年度に入学するための入試」
として、2021年度入試と呼びます。
ということは、
その年の5月に発刊されて話題となった作品が
その年の学生へと出題されたことになります。
非常に興味深いですね。
第2位、第3位は!?
続きまして、第2位の作品を
ご紹介いたします!
第2位:出典数7回
『春や春』:森谷明子著
光文社:2015/5/19
データによると、
出題された年は2016年度入試が6回。
沖縄県で、2022年度に出題されました1回です。
出題県は、
愛知県
沖縄県
秋田県
神奈川県
静岡県
千葉県
徳島県
やはりこの場合も、その年に出版されて話題となった作品が
その年の学生へと出題されたことになります。
そして、第3位の作品これだ!
第3位:出典数6回
『リーチ先生』:原田マハ著
集英社:2016/10/26
第3位:出典数6回
『ヨンケイ!!』:天沢夏月著
ポプラ社:2021/1/14
第3位:出典数6回
『ぼくのとなりにきみ』:小嶋陽太郎著
ポプラ社:2017/2/9
データによると、
「リーチ先生」は、
愛媛県
埼玉県
徳島県
富山県
福岡県
北海道
で、全て2018年度入試での出典。
「ヨンケイ!!」は、
岡山県
群馬県
長崎県
栃木県
福井県
福岡県
で、福岡が2024年度入試で、
それ以外は2022年度入試での出典。
「ぼくのとなりにきみ」は、
岡山県
香川県
佐賀県
鹿児島県
静岡県
東京都
で、静岡が2022年度入試で、
それ以外は2018年度入試での出典となっています。
ランク外はどうなっている!?
では最後に、ランク外の作品もご紹介を。
第4位:出典数5回
『駒音高く』:佐川光晴著
実業之日本社:2019/1/31
群馬県
鹿児島県
青森県
東京都
和歌山県
第4位:出典数5回
『この夏の星を見る』:辻村深月著
KADOKAWA:2023/6/30
愛知県
群馬県
広島県
埼玉県
東京都
この両作品は、
かつて基礎学でも出題されています。
第5位からは、データだけのご紹介に。
【4回】
『襷を、君に。』:蓮見恭子著(文社:2016/2/17 )
茨城県
山口県
長崎県
和歌山県
『櫓太鼓がきこえる』:鈴村ふみ著(集英社:2021/2/17)
広島県
鹿児島県
鳥取県
兵庫県
『雪のなまえ』:村上由佳著(徳間書店:2023/12/8)
岐阜県
熊本県
大分県
東京都
『ブロードキャスト』:湊かなえ著(KADOKAWA:2021/1/22)
愛媛県
宮崎県
熊本県
鳥取県
【3回】
『14歳の水平線』:椰月美智子著(双葉社:2018/5/9)
沖縄県
岐阜県
大分県
『藍色ちくちく 魔女の菱刺し工房』:高森美由紀著(中央公論新社:2023/1/19)
佐賀県
神奈川県
兵庫県
『明治ガールズ 富岡製糸場で青春を』:藤井清美著(KADOKAWA:2017/6/29)
宮城県
神奈川県
長崎県
『風を彩る怪物』:逸木裕著(祥伝社:2022/6/9)
埼玉県
山形県
千葉県
『南風吹く』:森谷明子著(光文社:2020)
山口県
長野県
和歌山県
『線は、僕を描く』:砥上裕將著(講談社:2021/10/15)
山梨県
秋田県
東京都
という分析データとなりました。
基礎学と徳島県の入試への出題の傾向、
予想以上に関連性がありました。
膨大なデータを分析した甲斐がありましたね!
明日は、説明的文章のデータ分析を行います。
お楽しみに!
ちゃん♪ちゃん♫
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校
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