令和元年から令和5年の
過去5年間の問題分析と
傾向分析を行いました。
コロナ禍初年度の令和2年度の問題は
テスト範囲が異なることもあり
例外値が出ています。
しかし、それ以外の年度においては
詳細な問題分析をしてみることで
とある傾向が見えてきました!
今日は、そんなお話です。
出題フォーマットが!?
まず、大きな変更点があります。
令和5年度の基礎学から
入試の出題方式が変わったことに伴い、
数学の試験時間が45分から50分に変わりました。
過去問演習の際には気をつけておいてください。
出題フォーマットとしては、
大問5題構成となっています。
大問1は、(1)~(12)までの
小問計算問題となっています。
大問2〜5に関しては、
固定出題となっているのは
1)連立方程式
2)一次関数
3)合同の証明
です。
イレギュラーな大問!?
上記の3分野は固定となっているようですが、
大問1つに関してはイレギュラーな問題が
出題されています。
例えば、
・場合の数
・確率
・文字式の利用(×2回)
です。
大問1の小問集合にて
上記の問題が出題されていないときに
大問として出題されている傾向がありました。
この出題に関しては規則性は感じられないので
令和6年度の出題予想は避けておきます。
大問ごとの傾向!?
一次関数に関しては、
この5年間は必ず図形とセットで
出題されています。
シンプルなグラフの計算などのような
ものでの演習ではなく、
図形を二等分にする直線式や
動点の問題などの発展系の問題での
演習をお勧めします。
図形の証明に関しても、
シンプルな三角形の証明はなく
直角三角形や二等辺ん三角形の定理を利用した証明や
平行四辺形や正三角形の定理を利用した証明など、
ストレートな証明問題は少なくなっています。
しかし、難しいかと言われるとそうではありません。
証明は他の大問に比べると解きやすい問題が多いですね。
連立方程式の利用問題は新傾向問題が多く、
どうやって解くのか考えすぎて
時間がかかりすぎる傾向がある問題が多くなっています。
ここに時間をかけすぎないように注意が必要です。
ざっとした傾向分析ですが、
ご参考になれば幸いです。
ちゃん♪ちゃん♫
いろんな質問にもここでお答えするよ!下のLINEからご質問どーぞ!
校
じゅくちょーの共著としての書籍第二弾、
『11人の敏腕塾長がこっそり教える 地方名門国公立大学 合格バイブル〜親子で読むと勉強にすぐ結果が出る!〜』
が発刊されました!
徳島という地方の受験生たちが、情報弱者として受験に対して後手に回らないためのお役立ち本間違いなし!
ぜひ、お近くの書店やAmazonにてご購入し、お手にとってお読みいただければ幸いです!(2022.8.20時点:勉強法のカテゴリーで現在17位!)
そして、第一弾となるKADOKAWAから出版された、
『自学力の育て方』も絶賛発売中です!