夏の面談を経て、
『つばさ』では東大合格を目指す生徒が
2名うまれることとなりました。
高1生と中2生。
いくら時間があっても足りないですが、
それでも合格するためには何が必要か
考え続ける日々でした。
現在の取り組みをご紹介しようと思います。
今日は、そんなお話です。
過去問データ分析!?
塾長の大学受験での指導教科は
英語と現代文です。
手始めに、1971年の過去問分析から
始めることにしました。
やはり、過去問問題分析や
データ分析はとても楽しいですね。
のめり込んでやってしまいました(笑)
英語に関しては、
1971年から昨年度2024年度入試まで
1988年を除いて一貫して
英語長文の日本語要約問題が出題されています。
出題傾向としては、
2002年度だけをのぞき
「次の英文の内容を、挙げられた例にも触れながら、〇〇~〇〇字の日本語に要約せよ。ただし、句読点も字数に含めること。」
という形式となっています。
2002年度の問題は、
「次の英文は、日本のニュース番組についての、ある外国人の評論である。これを読んで下の設問に答えよ。」
という下部に2題の設問がありました。
要約文の長さによって難易度も変わる!?
1971年から2024年度までの中で、
一番短い語数での要約の指示は
2001年度の「30~40字」でした。
要約は、国語読解の要となる力ですが、
要約字数が少ければ少ないほど
要約の難易度は上がっていきます。
2001年度の問題は、
長文自体の長さは195語となっており、
比較的短いものとなっています。
大問1の長文の長さは、
1971~2024までで255.7語となっています。
近年の傾向は!?
要約文の字数は、
2017年から昨年度まで一貫しています。
70~80字で8年間は変わりません。
長文の単語数としては、
2017:359語
2018:350語
2019:322語
2020:380語
2021:322語
2022:405語
2023:423語
2024:397語
と変遷しています。
平均の単語数から考えると、
長めの長文を短めの要約にする問題となり
これはかなり高い難易度を表しています。
単純に、余計な部分を削るだけの要約ではなく
文章からその内容の背景や数値的な意味を読み取り、
伝えたいことの意図を要約する必要がある
非常に高水準の生徒の思考レベルを図る
良問です。
頭でっかちの知識偏重の生徒は
跳ね除ける策問者の意図を感じます。
生唾ものの問題とはこういうことですね。
この大学側の意図に対して
生徒たちを高めていくのは
じゅくちょーにとっても大きな挑戦です。
楽しくなってきました!
ちゃん♪ちゃん♫
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校
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