『つばさ』は、
学習の仕方や方法などの「質」の部分に
焦点を当てた指導スタイルです。
文系科目では、「言い換え」を
理系科目では、「図示」を
最も重要視しています。
さて、その意図はなんなのでしょうか。
今日は、そんなお話です。
図示することで!?
問題は、文字で書かれています。
そして、文字だけではなく
グラフや表などのデータである場合もあります。
与えられた条件は、
問題を解くために必要なものであるはずです。
しかし、その与えられたデータを
活用しない生徒たちも多くいます。
そして驚くことに、
情報やデータの活用方法が分からないからと
問題を解こうともしない生徒も中にはいます。
その活用方法の中で一番シンプルなものが
「図示をして問題の情報を整理整頓する」
と言うことになるでしょう。
情報の整理整頓によって!?
優れた問題は、
一見して簡単に答えが分からないものです。
情報の整理整頓によって導かれた
「問題に書かれていない事実の情報」
を使って初めて解答へと至るための
計算式が浮かび上がってきます。
簡単な問題や練られていない問題を
繰り返し解くことで、
「簡単に解ける問題への対応能力」
が変に高まってしまう生徒がいます。
逆に言えば、「考えない習慣」を
問題の質によって強化してしまっているのです。
昭和な反復演習によって学力が伸びない生徒の多くは
この状態に陥ってしまっていることが多いのです。
図示することで意味理解を増進!?
文系の「言い換え」にしても、
理系の「図示」にしても
問題の意味が理解できていなければ
できないことです。
計算を作業でこなす生徒や
公式に当てはめるだけで意味を考えず
問題を解く生徒にとっては、
図示して問題を解くということが
できるようになるだけで、
大幅に学力が向上します。
しかしながら、作業暗記型で学習することが
自分の中の当たり前となり
習慣化してしまっている状態であると
「考えないこと」=「楽ちん」
となり、意味理解型の学習へと
なかなか切り替えられないことがあります。
将来の楽を求めるために、
目の前のことに取り組むことを
子どもたちに刷り込むことで
結果的に学習結果がひどい方向へと向かう
事例となりますね。
面倒であっても正しい取り組み方に
従事すること。
楽を求めてはアウトということですね。
ちゃん♪ちゃん🎵
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