うちの子どもたちは
動物が大好きです。
特に犬や猫が好きですね。
(じゅくちょーは深海魚が大好きです)
うちの子どもたちは、
2週間に1度ある場所に行きます。
動物園ではありませんよ(笑)
そう、図書館です。
図書館にある、動物系から乗り物系などの
図鑑を片っ端から借りて読み込んでます。
特に次女は、犬博士かというぐらい
犬の知識が豊富にあります。
淡路島のサービスエリアには
比較的大きなドッグランがあるのですが、
そこで走っている犬の名前と出身国を
全部言ってくれた時には
「この子、天才だ(←親バカ)」と
思ったほどです。
「あっ、イタリアングレーハウンドだ!」
「ミニチュアピンシャーだ!かわいい〜!」
などと、珍しい犬を見るたびに
名前で叫んでくれます(笑)
では、なぜ人間は
「犬を犬と判断できるのでしょうか?」
確かに、犬は犬の特徴をしています。
耳が頭に2つ付いていて、
口が出っ張って、鼻が先にあります。
四足歩行で、尻尾があり、
毛で覆われています。
しかしながら、
こんなのもいれば、
こんなのもいる訳で。
こんなのもいれば、
こんなのもいる訳です。
本当に、犬のすべての共通項を
人間は分かった上で判断できているのでしょうか?
不思議なほど私たちの脳は、
柔軟にできているようですよね?
では、
今流行りの「AI」ですが、
「AI」は「犬」を「犬」と
判断できるのでしょうか?
昨今の、膨大なデータと
その処理速度をもってすれば
もう判断できるかもしれませんね。
ですが、「言葉」の意図を
読解することはできるのでしょうか?
「タカシ は マミ が 好きなの だ。」
「マミ が 好きなの は タカシ だ。」
このブログをお読みの方でしたら
この文章の違いはご理解いただけるでしょう。
しかし、「AI」はこの違いを
判断できるのでしょうか?
上の2つの文は、
使用している言葉の種類を
全く同じにして作ってみた文章です。
「AI」は文字データをすべて丸ごとスキャンし、
単語を拾い読みしてパターンと照らし合わせ
「この文字データであれば、このような文章と
パターンが同じである。よって、パターン〇〇に該当」
という「意味」は考えられない構造です。
そのパターン量と、参照し比較し照らし合わせる
精度が上がれば上がるほど、
人の『思考』により近くのかもしれません。
ですが、「AI」の演算方法を正しく
理解していれば、「AI」が人のように
『思考』するというのは、まだまだ
先であるということが分かります。
しかし、
人も「AI」のように、
文字を拾い読みして
文章の意図や意味を読解できているのでしょうか?
明日は、
『 AI V.S 教科書が読めない子どもたち 』
で判明した、「AI」並みの読解力しか
もっていない子どもたちの現状を
お伝えしようと思います。
乞うご期待!