さぁ、基礎学の返却が始まりました。
5科目全て返ってきている中学もあれば
1教科だけという学校もあるようです。
問題に一通り目を通し、
難易度だけでもサッとお伝えできればと。
今日は、そんなお話です。
とにかく、数学の「証明」が難しい!?
生徒たちが口を揃えて難しいと語った「証明」。
じゅくちょーも早速解いてみましたが、
同感でした。
めちゃ難しいかったです。
解けないわけではありませんが、
直角三角形から頭を離して考えなければ
解けないようになっており、
与えられている条件もすくないことで
試験中にその点に気づいて解答できる生徒は
多くなかったように感じます。
続く問題は簡単でした。
他の問題としては、
大問1は、例年通りの小問集合でした。
大問2は、確率問題。
数が大きくなるため樹形図では難しく、
問題傾向は例年通りではありましたが
時間がかかりすぎた生徒もいたかもしれません。
大問3は、関数と図形の融合問題。
回転した時の図形のイメージと公式の暗記が必要ですが、
難易度は易しめでした。
大問4は連立方程式の問題。
誘導があるため問題文をよく読めば(2)までは解けますが、
(3)は問題の解釈が難しく、できたかった子も多かったでしょう。
社会は、「歴史」が難しかった!?
他に難しいと声が上がったのは歴史でした。
確かに、昨年の理科の問題を彷彿とさせるような
背景知識が全て頭に入っていなければ
解答できないような出題形式で、
記号問題だからといっても楽に解けるわけではなかったです。
3題あった歴史総合・日本史・世界史ともに
この傾向の出題形式となり
特に大問4の記述問題も複雑だったように思います。
反面、地理分野は3題ともに簡単で、
シンプルな知識問題となっていました。
大問1からサクサクと解き進め、
いい気持ちで後半に入ったものの
青ざめた生徒の顔が目に浮かびます。
それでも、歴史全問が難しい訳ではなかったので、
平均としては50点台前半か、
40点台後半には収まるように感じましたね。
「国語」「英語」「理科」は例年並み!?
国語は漢字でちょっと落とした生徒もいましたが、
全体的には解きやすい印象でした。
というより、基礎学の標準的な難易度であり
難しすぎることも複雑すぎることもない
徳島の基礎学だな、という問題でした。
特段言うこともない、と言う感じです(笑)
英語も国語同様に標準的な問題で、
昨今の全国的な英語の標準レベルに則した問題ではなく
かつての簡単だった基礎学の英語レベルに
舞い戻ったような印象でした。
少し残念でしたかねー。
理科は、結構予想を外しましたが
外れた方が簡単な単元の出題となるように
出題予想をしていますので
90点台もちらほら出てくれました。
単元によっては、露頭図から地層を見る
少し捻った問題もあったものの、
全体的には極々標準的な問題となりました。
今後、平均点がわかるようになりますが、
250点〜260点台で落ち着くのではないかと。
来週、蓋を開けてみるのが楽しみですね。
ちゃん♪ちゃん♫
いろんな質問にもここでお答えするよ!下のLINEからご質問どーぞ!
校
じゅくちょーの共著としての書籍第二弾、
『11人の敏腕塾長がこっそり教える 地方名門国公立大学 合格バイブル〜親子で読むと勉強にすぐ結果が出る!〜』
が発刊されました!
徳島という地方の受験生たちが、情報弱者として受験に対して後手に回らないためのお役立ち本間違いなし!
ぜひ、お近くの書店やAmazonにてご購入し、お手にとってお読みいただければ幸いです!(2022.8.20時点:勉強法のカテゴリーで現在17位!)
そして、第一弾となるKADOKAWAから出版された、
『自学力の育て方』も絶賛発売中です!