昨日に引き続き、
問題を解いてみての感想戦です。
本日は、数学と社会です。
平均点も少しだけ集まってきました。
予想通りの結果となっていますね。
では、早速いってみましょう!
今日は、そんなお話です。
数学、そんなでもなかった!?
解いてみての感想は、
「普通だなー」
という印象でした。
大問1のややこしいのもなく、
ちゃんと途中式を書き
省かず丁寧に計算すれば
難なく解けてしまうものばかりでした。
統計のところは、
知識不足の時点で解けない問題もありましたが
それは受験生としてどうなの、
という点ですから。
大問2、大問3に関しても
比較的解きやすい問題が多く、
書かれている条件をしっかりと図示し、
情報の整理をしていけば
すらすら解ける問題が続いています。
しかしながら、
大問4、大問5のラスト問題に近づくにつれ
(2)(3)が(1)に対してかなり難しく、
時間内では解ききれない生徒も多かったでしょう。
いつもの基礎学と比べると少しだけ高い
84点が満点として考えるといいかな
という数学の問題を解いてみての感想です。
それでも、上の中という問題はなく、
(3)だけが上の下というレベルであり、
全体としても平均が40点台にはならないかな
という印象でした。
社会は苦手な生徒は取れない問題!?
感想としては、数学同様に
「普通」
という印象でした。
しかし、理科の設問の作りとよく似たところがあり
特に選択問題に関しては
「え?そこを聞いてくるの?」
という、点の知識ではなく
線の知識として枝葉を問う問題が多く、
社会がそもそも苦手な生徒にとっては
かなり苦戦を強いられる問題だったと思います。
常識と言えば常識ですが、
地図上の4線の中で赤道を選ぶ問題も、
「だいたい」
「なんとなく」
「〜な感じ」
と曖昧な知識を蓄えることを
社会の暗記と思っている生徒を
苦しめる問題でした。
歴史に関しても、
それぞれの時代に何が起こった
という単純な作りではなく
その起こった歴史的事実の
背景知識や因果関係を問う問題が
目立っていました。
日本の歴代の総理大臣の名前だけは知っても、
その総理が何をしたのか、
諸外国との関わりはどうだったか、
という線の知識を問う良問でした。
公民は、ごくごく普通の語句問題が多く、
特筆すべきところはなかったように思います。
学習の仕方のアップデートを迫るような、
出題者の意図を感じずにはいられない
難易度もちゃんと抑えた良い問題だったと思います。
全体としては!?
あくまで解いてみた感覚的なものですが、
理科:上の中(反則レベル)【平均点:40点未満】
英語:中の上(問題によっては、上の下も)【平均点:45〜50点】
国語:中の中(小説・作文は中の上)【平均点:50〜55点】
数学:中の中(問題によっては上の下も)【平均点:50〜55点】
社会:中の中(問題によっては中の上も)【平均点:50〜55点】
という印象となりました。
国語と社会に関しては、
中の上寄りの中の中という感じでしょうか。
今回は、中の下のレベルの教科がなかったことで
平均点的には前回よりも20点ほど下がるのではないかと
予想します。
そうすると、
自ずと出願ボーダーに関しても
それに準じた下げ幅となると考えます。
「とくもし」のデータと
「基礎学の」データ、
もちろん複数年のデータ分析と
生点を蓄積してきたボーダー情報を総動員して
塾生の第一志望校、全員合格を目指して
指導してまいります!
(今週末は、共通テストですが。。。忙しすぎる。。。)
ちゃん♪ちゃん♫
いろんな質問にもここでお答えするよ!下のLINEからご質問どーぞ!
校
じゅくちょーの共著としての書籍第二弾、
『11人の敏腕塾長がこっそり教える 地方名門国公立大学 合格バイブル〜親子で読むと勉強にすぐ結果が出る!〜』
が発刊されました!
徳島という地方の受験生たちが、情報弱者として受験に対して後手に回らないためのお役立ち本間違いなし!
ぜひ、お近くの書店やAmazonにてご購入し、お手にとってお読みいただければ幸いです!(2022.8.20時点:勉強法のカテゴリーで現在17位!)
そして、第一弾となるKADOKAWAから出版された、
『自学力の育て方』も絶賛発売中です!